大阪経済大学 17歳からのメッセージReport2001

大阪経済大学 17歳からのメッセージReport2001 page 16/40

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大阪経済大学 17歳からのメッセージReport2001

14今と、これからの間に挟まって、立ち止まっている。その私に訪れる今が虚しいのです。どんどんと時間は過ぎて私の全部を知ってるかのように、あたりまえのように置き去りにしていく時間には耐えられない。と思う今日この頃だ。?周りが変化している中に。自分だけ下を向いて変化しようとしていないことが発覚しているからだ。今は私の中で今のままで、過去の私は昔の自分だ。未来の自分はこれからの自分だ。人は生きているというだけで、何にでもなれるんだ。?何になりたいか、何をしたいか。は生きていれば見付けられる。色んな事を見付けるんだ。そう、これからの自分は、色んな事に興味をもち、少しずつ自分にないものを、取り入れるという事をするんだ。そう、ただ前を見て、呆然と歩いていく事が人生の目的ではないのだ。全てに目と耳を使い。人間の本当の大切なものを忘れない為に。道端に小さな花が咲いた。友達が少し前髪を切った。家に帰るとおばあちゃんが台所を掃除してピカピカになってた。うちの犬が最近私になつかない。とか感じたことを一回、もう一回感じとるんだ。?寄り道をしてもいい。全てを知ろうとするのは難しい。でも知らない場所や考えを見付けられる。一番大切なのは色んな事に関心を持ち、その場の人々とのつながりを見付けるのが、これからの私なんだ。?県立和歌山商業高等学校(和歌山県)?笠畑真奈美さん?今とこれからの間で?私の人生について思い返すとき、必ず「汗」というものがある。私は手掌と足の裏に異常な量の汗をかく体質だ。これは生まれもった体質であり、所謂「紅葉の手」は私の場合、雨にぬれて乾かない紅葉だった。これがどんなに辛い事か。常に人に知られまいとした。17歳?多汗で多感な人生?鳥取県?オレは今、燃えている。受験が近くて燃えているわけではない。オレは部活に燃えている。もうすぐ夏休みだが、部活はまだ、引退していない。別に試合で勝ち進んで引退していないわけでもない。ラグビーだから引退は秋なのだ。オレの今までの性格は、「熱しやすく冷めやすい。」というオレでも嫌な性格だった。中学の時、テニスがしたくて、テニス部に入ったが、結局は、あまり行かなかった。しかし、それはもう過去の話、今はラグビーをやっていて、オレがはっきりと変わったのがわかる。ラグビーは15人で一チームのスポーツで、一人が試合でサボると、チーム全体が迷惑するぐらいチームワークが大切だ。その中で2年以上みんなと一緒にいると、自らとがむしゃらに頑張ってしまうのである。自分を信じて、仲間を信じて、そして勝利を信じて戦う自分自身が好きになった。だが、がむしゃらに燃えているオレが気持ちいいことを、今まで気づかなかったオレは、今までがもったいない生き方をしていたと思う。?神戸市立六甲アイランド高等学校(兵庫県)?八木橋健二さん?がむしゃら?僕は家から徒歩2分の私立T高校に入学した。エネルギーを消耗してまで自転車通学などしたくなかったし、第一、希望する公立高校へは偏差値が足らなかったからだ。クラスの中には上位校に失敗して入学した友達もおり、しょげていた。僕はT校も無理だと言われたので、勉強にも身が入り毎日が輝いていた。高二の夏には、オーストラリア留学も体験し、世界に一歩近づいた。小・中学校まで続けた野球に見切りをつけ、バドミントン部で闘志を燃やした。記録は残らなかったが、最後の大会はすがすがしい引退試合だった。?兄がある日、「英生は高校デビューだな。」と言った。そうだ、僕は高校で初めて花が咲いたのだ。中学校では勉強でも部活でもらちがあかなかった。あの三年間は何だったのだろう。?今、僕は私服でカバンを背負って大学に通学する憧れを抱き机に座っている。大学では法律を選択し、自分の糧としたい。資格も種々取得し、今の社会情勢に対応できる能力を培い、意義のある大学生活としたい。?今からでも遅くない。高校デビューに栄光あれ。?東洋大学附属姫路高等学校(兵庫県)?梅津英生さん?高校デビュー?この課題を書くにあたって、今までの自分を振りかえってみようと思い、アルバムを引っぱり出して来た。そこには私を初め、家族や友人の笑顔が何枚もつづられていた。思い出に浸っていると、ふと、この写真のほとんどが父が撮った物だと気付いた。同時に、幼い時、父と私はすごく仲が良かった頃を思い出した。大きくあたたかい手で、よく小さい手を包んでくれた時の頃、いっしょにお風呂に入っていた時の頃を懐かしく思った。今の私は、娘が父を嫌うとよく言われているように、触られるのも、話しかけられるのも嫌だなと感じてしまう。こんな自分を直そうと思っていても、何かが邪魔して許してくれないのだ。?父は、会社で一生懸命働いてくれている。家族の為、幸せの為にがんばって働いてくれているのだ。そんな父をとても尊敬している。夜遅く帰ってきて、その重く疲れ果てた背中を見ると、目に涙が浮かんでくる。がんばってくれている父に私は、一体どうやって何をかえせばいいのだろうとよく悩んで考えた。私も成人に近づくにつれ、親のありがたみをひしひしと身に感じて来ている。そこで、ようやく考えた結果、親に旅行をさせてあげたい。私が無事、大学に合格して、就職して、自分の力でやっていけるようになったら、家族旅行をしたい。私も今とは違って、積極的に接していけるはずだ。立派な大人になりたい。その私も見てほしい。早く親孝行できるよう、いっぱい努力してがんばるつもりだ。?県立和歌山商業高等学校(和歌山県)?藤山幸子さん?目標?