17歳からのメッセージReport2014

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2317歳からのメッセージ2317歳からのメッセージ17歳からのメッセージグランプリ学生審査員賞金賞奨励賞学校特別賞応募参加高校一覧銀賞を広げる事に繋がると思う。方言も大切な伝統文化であり、次世代に受け継いでいかなければならない。しかし、他国語の様に塾がある訳でもないしこれという参考書がある訳でもない。その為私は、身近なおじいおばあの会話を聞き、分からない方言をその都度聞くようにしている。そうする事でコミュニケーションも図る事が出来、一石二鳥なのだ。世界には約七千もの既きちげんご知言語があるが、ユネスコの調査によるとその多くが約数十年後には消滅してしまうという。近い将来自分が使う言語がなくなってしまったら…。ひと事だと思わず自分に何が出来るのか真剣に考えてもらいたい。高齢者から私達に受け継がれる大切な宝物なのだから。沖縄県立宮古高等学校(沖縄県)渡久山亜海さん私は○○だ!!私はオレンジコートに立つバレーボール選手だ。と思いながらスパイクを打つ。実際はいつもと変わらない体育館のコート。春高や県大会の決勝戦などを見て、同じポジションなのにあまりにも自分と違いすぎて、自分が情けなくなる。その人たちに近づくためになりきってプレーしてみる。それが正解だったのか、気持ちよくプレーしている自分がいる。チームメイトからの歓声に自然と笑顔がこぼれる。私はディズニーの中にいるような人魚だ。と思いながら水中から顔を上げる。小さい頃から父とよく海に泳ぎに行った。そのおかげで足のつかないところでも平気に飛びこんで楽しむ。友達とゴーグル一つで素潜りをし、小さな魚を見る。人魚になりきり、水中をどんどん泳ぐ。水中から水面を見る景色は、人魚にしかみえない景色ではないのかと思う。私は今、大きなベッドでフカフカの布団をかぶり、眠りにつくお嬢様だ。少しでもいい気持ちで眠りたい私は、頭の中で想像し、気持ちよく眠りにつく。実際は、普通の二段ベッド。大きなベッドで飛び跳ね、そのまま枕にダイブする。そんなことはできないが、自分の顔がうずまるくらいの布団の中ですやすやと眠るお嬢様になりきり、普通の二段ベッドに寝る。何にでも使えるなりきり。普通の生活が一段と楽しくなる。私はベストセラー作家だ。と思い、この作品を仕上げる。奨励賞80作品今までの自分、これからの自分1テーマ富山県立砺波高等学校(富山県)赤尾英里子さん未来の自分へ悲しいことや悔しいことがあると一年後の自分に手紙を書く。そして未来の自分と約束をする。それから一年間、自分との約束ぐらい守ろうよと精一杯努力する。あきらめない。もっと強くなって大きくなって、一日一日を大切にして、一年後、笑顔でその手紙を読み返す。そして成長した自分に頑張ったねと伝えてあげたい。少し早いけれど去年の春の手紙を読み返してみる。高校に入ったばかりで新しい環境に慣れるのは大変だった。でも「自分ならできると信じてみよう」と大きな字で書いてある。「目の前にある道だけが全部じゃなくていっぱいつくればあるから、自分の好きな道を歩いていこう」、一年前の自分からのメッセージ。今の私には将来の夢があって、そのために勉強することや、一生懸命部活に取り組むことが本当に楽しい。この一年間で「自分の好きな道」をたくさん見つけたと思う。そして今、私が一年後の自分に伝えたいこと、「自分の好きな道を真っすぐ進もう、また新しい道をつくって、色々なことに挑戦して、夢にちょっとずつ近づいていこう。大好きなことを精一杯できるのはとても幸せなことであるから、ありがとうを伝えよう。疲れたら空を見て、自分だけじゃなく仲間を信じよう。一生懸命な人を応援して一生懸命であることに素直になろう。」これから一年間、きっと約束を守って、もっと強くなってやる。富山県立砺波高等学校(富山県)金子奈慈さん挨拶と英語は、私の翼先日、華道部を終え、花を手にバス停に向かう途中、通りすがりの見知らぬおばあさんに「こんにちは。」と挨拶をしました。その方も笑顔で返して下さり、「その花きれいやちゃあ。どうしたがけー。」という話から始まって祖母の事にまで話題が発展し、「よろしく伝えといてか。」とすっかり打ち解けて別れました。「挨拶」には、人の心を繋ぐ働きがあるのだと強く実感した体験です。さて、今朝のNHKのテレビレポートで、これからの世の中は国内勤務でも社内で日常的に「英語」が交わされるようになるだろうと報じていました。私は五歳頃から英語に関心を持って勉強し、一方では母に百人一首を教わり、英語にも古典にも親しんできました。中学生の頃には英検、中学生の主張や高円宮杯英語弁論大会にも挑戦し、最近は私たちが当たり前に思って気づかない日本の素晴らしさを世界に発信してくれた小泉八雲の和訳に取り組んでいます。このような体験を通して私は、挨拶と英語は、どちらもコミュニケーションを広げ密にする大切なアイテムだと思っています。今の私にとって、挨拶と英語は翼です。私は将来この二つの翼を大きく広げ、「西洋人の真似をした日本人ではなく、自国の歴史や文化に誇りを持った日本人になりたい!」と思っています。富山県立砺波高等学校(富山県)齊藤遥さん本物の笑顔私は、悩みや不安を見せることが好きではなかった。それは、常に明るい自分でいたい、周りの人に「強い人」だと思ってもらいたいという願望が、心のどこかにあったからかもしれない。私は、吹奏楽部に所属しトランペットを吹いている。トランペットは、主に曲の中のメロディを担当し、たいへん目立つ楽器の一つである。演奏している時は本当に気持ちよ