17歳からのメッセージReport2017

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17歳からのメッセージReport2017

17歳からのメッセージ01この「17歳からのメッセージ」も今年で17回目となり、全国から368校、3万弱のメッセージが寄せられました。ありがたいことです。応募していただいた高校生の皆さん、ありがとう。ご指導いただいた先生方に、心より感謝申し上げます。2017年、17回、17歳と、「17」尽くしですので、久しぶりに初回の2001年からその後の数年の作品を読んでみました。400字の日本語の散文という表現を通じて、高校生の心情に変わりはありません。ただ社会性というか外への広がりという点で、この17年間の変化を感じました。内への志向、身近なものへの関心が強くなってきているように思います。どう考えればいいのでしょうか。次の17年後の2034年、どんな時代になっているのでしょうか。皆さんは30代となり社会で活躍しているでしょう。グローバル世界でのAI(人工知能)やロボットなどの進歩に伴いながら変わっていくものと、これからも伝えていくべき日本文化、そうした腑ふ分けを、皆さんには「日本語」という表現でやっていただきたいと思います。何万年と営まれてきた日本列島の文化の特徴は、「好奇心・かざり・あそび・優美さ・アニミズム」などと言われています。初代学長の黒正巌博士は、「道理は天地を貫く」と言われました。皆さんの17歳からのメッセージが、これら日本文化の伝統と革新につながり、21世紀の日本社会を創造していく若々しい原動力になっていくことを願っています。私たち大阪経済大学は、これからも「17歳からのメッセージ」を応援していきます。グローバル世界での日本文化大阪経済大学学長德永光俊