ブックタイトル2016履修のてびき|2016年度入学生用|大阪経済大学

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概要

2016履修のてびき|2016年度入学生用|大阪経済大学

情報社会学部―パイオニアとなる皆さんへ―情報社会学部長藤本寿良■情報社会学部という学部情報社会学部は、2012年4月に誕生して、昨年度完成年度を迎え、初めての卒業生を送り出しました。そして、2016年度からカリキュラムも一部改訂し、新しく再出発しました。その意味で、みなさんは本学部の再出発の1期生といってもよく、今後の本学部の発展のパイオニアでもあるのです。全国に780校ほどある大学の中で、大阪経済大学にしかない日本で唯一の学部です。そのため、みなさんはこれから「情報社会学部ではどんな勉強をしていますか」という質問を受ける機会が少なからずあると思います。その時、みなさんはどう答えますか?この質問に答えることは、情報社会学部で勉強すればするほど難しくなるかもしれません。それは、学部名に入っている「社会」という言葉のイメージが、一般的に明確ではないからだと考えられます。実は、答えのヒントは情報社会学部の英語名「Faculty of Information Technology andSocial Sciences」にあります。情報社会学部の名称には、最新のIT(情報通信技術)の理解と習得、社会科学の理論と実践、という2つの意味が込められているのです。情報社会学部■ITからICTへ21世紀になった頃からIT(情報技術)は飛躍的に発展しました。現在では、そこに「C」すなわちコミュニケーションが加わって、ICTと呼ばれるようになってきました。このような流れも、情報社会学部が誕生したきっかけの一つと言えるかもしれません。コミュニケーションは、向かい合っての会話、電話での会話、手紙やメールのやりとりのように、双方向かつ一対一で行われる「パーソナルコミュニケーション」と、新聞・テレビ・雑誌のように、一方向かつ一対多で行われる「マスコミュニケーション」の2つに分けられるといわれてきました。そこに、革命をもたらしたのがコンピュータネットワーク、つまりICTです。ICTを活用することによって生まれた、双方向かつ多対多の新しいコミュニケーションのカタチは、「ソーシャルネットワーク」と呼ばれています。みなさんはツールとしてのICTを学びながら、自由自在に操ることができる「レベル1」、ビジネス・チャンスにつなげていく「レベル2」、新たに創り出していく「レベル3」というふうに、段階的に知識と技術を磨いていってください。■社会とは、社会科学とは?次に「社会」という言葉について考えてみましょう。先ほどのコミュニケーションが自分と相手がいるのと同じように、人がひとりでいるだけでは社会とは言えず、複数の人々が集まり、そこに何らかの関係性が存在するときに社会が構成されます。たとえば、通学中の電車内には多くの人々がいますが、それを社会とは言いません。人と人との間に何らかの関わり合い、つながりや結びつきがあって、はじめて社会と言えるのです。その関わり合いを築いたり保ったり、あるいは変えていくために、人はコミュニケーションを行K-3