ブックタイトル2017履修のてびき|2017年度入学生用|大阪経済大学

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概要

2017履修のてびき|2017年度入学生用|大阪経済大学

2社会変化の多方向性社会ソーシャルメディアは人間関係を広げました。しかしその反面、隣人同士のコミュニケーションの時間をうばっていることもたしかでしょう。友人と一緒にいるのに別々にスマホを操作している姿をよく見かけます。全体として人間関係が広がっていても、関係が濃くなっている部分と薄くなっている部分が生じています。ブログやtwitterの「炎上」にみられるように、ソーシャルメディアが構築しているのは友好関係だけではありません。悪意も飛びかっています。コミュニケーションが容易になればなるほど、コミュニケーションの姿勢には苦労しなければならない面倒なことになっているといえます。経営クリックするだけで買物ができる「楽天」や「アマゾン」の存在は、街の商店にとっては脅威です。客を奪われるからです。しかし、地方の伝統的な食材や中小企業の製品を全国に販売するための有効な手段にもなっています。古いものが消えていくといった単純な変化ではありません。情報技術の進歩は、googleの翻訳機能や発声機能付き電子辞書を登場させて、言葉の壁が取り払われる方向にすすんでいます。しかし経営の国際化は、語学力を要請しています。「ユニクロ」や「楽天」は英語を社内の公用語とすることを決めました。情報社会学部経済経済の金融化も一方向にすすんでいるわけではありません。情報技術の先進国であり、経済の金融化がすすむアメリカでも、大統領が金融化にブレーキをかける政策を打ち出しています。農業から工業、サービス業、そして情報産業・金融業へと経済の中心が一方向に移行しているように見えても、いま日本で、食が見直され、モノづくりの復権が求められているように、逆方向の動きも活発です。多方向に変化する社会のなかで生きていくためには、「広い視野をもつ」ことが大切です。一方向から見ているだけでは見まちがえてしまいます。3変化する社会のなかでの学び方情報社会学部が提供するカリキュラムは、情報化が既存の学問分野を横断してすすむ現代社会についての新しい教育体系を提供します。広い学問領域の科目が開講されているために、どんな講義を履修したらいいのか、最初はわからないかもしれません。しかし履修のための指針は、コース制の設定や卒業必要単位数の配分をとおして示しています。少しずつでよいので自分の関心と目標を定めて、自分自身の「情報社会学」を作りだしていってください。そのとき、自分を固定的にとらえないでください。変化する社会のなかで、思い込んだ自分にこり固まっていては、結局は、変化する時代の流れのなかで自分の居場所を見失ってしまうかもしれません。変化の波に乗れるのは変化する若者です。「広い視野をもって、広く学ぶ」ことによって、波に乗ってください。K-7