高大連携

高松 亨

高等学校での模擬講義・内容詳細

テーマ技術開発と経営 -ゴルフクラブとロッキード事件-
担当教員高松 亨(経営情報学部 ファイナンス学科)
講義内容技術開発が経営や経済、さらに政治にまで大きな影響を及ぼすことを示すひとつの事例として、炭素繊維(カーボンファイバー)の開発過程とその間に生じたイギリス・ロールスロイス社の倒産や日本でのロッキード事件について解説する。

ロッキード事件は1970年代前半にアメリカのロッキード社が航空機トライスターを日本に売り込むために、田中角栄首相(当時)や政府高官に約30億円を渡したとされる事件である。ロッキード社がトライスターを売り込まなければならなかったのは、イギリスのロールスロイス社が担当していたエンジンの開発が遅れ、トライスターにキャンセルが続出したためである。エンジン開発の遅れは、炭素繊維を用いたファンブレードに問題が生じたことに原因があった。

英米間の政治問題となり、さらにロッキード事件が生じるかたわらで、炭素繊維は日本で高性能化がすすめられ、ゴルフクラブやテニスラケットなどで利用が拡大していった。
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