大阪の中小企業を取り巻く環境分析

大阪の中小企業を取り巻く環境分析

担当講師 : 松下 隆

演習のテーマ大阪の中小企業を取り巻く環境分析
目標1.大阪の経済・産業について統計資料を元に体系的に整理、把握できること。
2.大阪の経済、産業、企業に関する仮説の策定と政府統計による検証作業ができること。
3.大阪の中小製造業の「ケース」から、特定産業界の把握、分析を行えること。
準備学習・日本ケースセンター所収、『テクノロール株式会社』通読
評価方法・レポート70% :仮説内容とその検証データの探求度合い
・授業時間での質疑応答への積極性、回答内容30% :企業ケースでの議論
演習の構成
(標準時間)
1.大阪産業の概観と統計資料の解説(45分)
 1)大阪の経済・産業について概観、解説する
 2)政府統計の内容とアクセス方法等を解説する
2.仮説の構築と検証作業(45分)
 1)大阪経済・産業に関する仮説構築
 2)統計資料による仮説検証
 3)レポート作成(提出)
3.大阪の中小製造業の「ケース」の読み込み、解説と議論(90分)
学習のポイント1.大阪産業経済リサーチセンター『なにわの経済データ』の資料配布、「産業」、「中小企業」に該当ページの解説。
使用した政府統計のアクセス方法と統計データの所在に関する解説。(個人割当PCにて操作)
2.(個人作業)大阪経済・産業に関する仮説を立てる。(仮説発表)発表。相互に気づき。(仮説検証)その仮説を検証する統計資料の探索とレポート作成のためのまとめ作業。
可能なら、(仮説検証)結果の発表。
3.日本ケースセンター所収、『テクノロール株式会社 ~ 印刷ゴムロール交換メンテナンス事業と経営戦略 ~』著者:松下隆、24ページ、2008年03月作成・改訂 を使用して、大阪の中小製造業の企業経営を概説。特徴的な事項について、解説と議論を行う。
留意点1.授業後に実習などに際し、マクロデータの資料作成に役立つ産業、企業に関する政府統計に関する補足資料を提供するので、以後活用してほしい。
2.仮説構築と検証作業の流れを経験することで、説得性の強い提案資料の作成方法の体得を経験する。
3.事前の通読。
実際の中小製造業のケースを元に、業界特有の事象、技術経営、知的財産権、従業員のモチベーションなど企業の経営事象について解決策を考える。
教材・オリジナルテキスト(PPTファイル)
・大阪産業経済リサーチセンター『なにわの経済データ』
・日本ケースセンター所収、『テクノロール株式会社』CCJB-OTR-80077-01
その他留意事項・個人割当PC
・Webサイトアクセス
・オフィスソフト(ワード、エクセル)