演習のテーマ | 製造システムの管理・改善 |
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目標 | ・工場の改善を進める際にどうすればよいか、その具体策を知っている。 ・改善の具体策の期待される効果を理解している。 ・製造業で使われる用語を理解している。 |
準備学習 | 製造原価報告書を含んだ決算書の意味を理解していること。 生産マネジメント【第3単元】の内容を理解していること。 |
評価方法 | レポート70% 授業への貢献度30% |
演習の構成 (標準時間) | 1.5S(1.5時間) ①5Sとは ②5Sの具体的施策 2.製造伝票(1.5時間) ①工程データの取得 ②4MとQC7つ道具 3.マニュアル化(1.5時間) ①マニュアル化の利点 ②マニュアル改定 4.日常点検と定期保守(1.5時間) ①日常点検とチェックリスト ②定期保守と履歴 5.従業員提案と面談(1.5時間) ①従業員提案の運用 ②面談のメリット |
学習のポイント | 1.5Sについて知り、工場改善の基盤になる事を理解する。 5Sを実際に進める手法を知る。 2.製造伝票によりデータ取得を行なえることを知る。 4MとQC7つ道具について知る。 3.マニュアル化を行うとなぜ良いのかを学ぶ。 マニュアル改定を実施する際に留意すべきことを知る。 4.チェックリストを用いた日常点検の手法を学ぶ。 定期保守、設備トラブルの予防について学ぶ。 5.従業員提案の具体的導入法について知る。 従業員の個人面談に期待される効果について学ぶ。 |
留意点 | 1.見た目をきれいにする活動との認識は改める。 2.QC7つ道具をどういった場面で活用するのか理解する。 3.何のためのマニュアル化なのかを理解する。 4.定着のためには工場現場へ指示するだけでは不十分であることに留意する。 5.個人面談が従業員との重要なコミュニケーションツールであることを理解する。 |
教材 | オリジナルテキスト(PPT) |