第5回「中小企業の潜在力:たかが中小企業、されど中小企業」

経営学部 授業公開2013

2013年度・経営学部の授業公開が、前期15回・後期15回の日程で4月12日(金)からC館-31教室で始まりました。この特殊講義は、ビジネス法学科で展開する「経営と法の融合教育」に携わる専任教員が、各担当分野のエッセンスを独自の方法で提示するオムニバス講義です。経営学部学生だけでなく、学外の方もご臨席いただけます。

「中小企業の潜在力:たかが中小企業、されど中小企業」 経営学部教授 江島由裕

2013年度・経営学部授業公開「経営と法の融合(経営学特殊講義・法学特殊講義)」第5回が、5月10日(金)、午前10時45分からC-31教室で行われた。この特殊講義は、「経営と法の融合教育」に携わる専任教員が、各担当分野のエッセンスを独自の方法で提示するオムニバス講義。経営学部生だけでなく、学外の一般市民も受講できる。
今回の講師は中小企業論を専門とする江島由裕教授で、講義テーマは「中小企業の潜在力:たかが中小企業、されど中小企業」。履修した学生にクイズ形式で質問を続けて中小企業への興味を喚起し、自然な形で知識を得られる形式の講義を展開。日本社会における中小企業の実態を、統計データやリアルビジネスの事例を掲げながら説明し、中小企業について学ぶ必要性をアピールした。
学生が特に関心を持ったのが、高級フライパンを開発・販売し、日本の厳しい消費者を納品まで2年も待たせたことで知られる製造メーカーや、痛みを感じない極細の注射針の技術を、物理学者などから不可能と言われながらも開発した中小メーカーなどの事例。江島教授は「中小企業も全て一様ではなく、莫大な研究開発費などのリスクを取って大ヒット商品を生み出したり、世界的なインパクトや意義のある製品を作り続けている中小企業もある」と、売上高営業利益率のデータなどにより、その多様性に言及。「中小企業の成長、あるいは衰退を規定する要因などを追究するが中小企業論という学問分野」だと締めくくった。