学長・野風草だより

No.264

No.264 2012年9月8日(土)

合気道での3大学交流

 松山大学、東京経済大学との3大学交流は、9年前から始まりました。松山高商、大倉高商、そして本学の昭和高商は、戦前には私立の3高商として有名でした。スポーツや学術で交流しようと始まりましたが、昨年は東日本大震災のため、中止となりました。今回は松山大学のお世話で、3大学の合気道部が集まって交流することになりました。ちょうど3巡したことになります。7日の4時から3大学の学長と学生担当の教員委員長、職員さんが集まり情報交換と懇談をしました。今回はとくに奨学金について意見交換をしました。全学生の3、4割が何らかの奨学金を受けている状況で、効果的な使い方が出来ているか、卒業後に返済を滞納することがないようにするためにはどうするかなどが議論されました。




 夕方からは、3大学の合気道部員が集まって、松山大学内のカルフール・カフェテリアで開会式と懇親会を行いました。松山大学は、私が高校時代のサッカー部の時、練習試合などで来たことがあり、大変懐かしい気持ちとなりました。私の友人もたくさん松山大学に進学し、その当時は松山商科大学であり、「商大」と呼んでいました。3大学の主将がペナントを交換し、和やかに懇談しました。魚をはじめじゃこ天、芋炊きなどの郷土料理が出ておいしくいただきました。愛媛特産のみかん酒や松山大学と企業が共同開発したオレンジなどをつかったサイダーなども並べられており、さすがミカン王国だと思いました。夜は、奥道後温泉の湯を地下のパイプで引いてきている近くのホテルで泊まり、温泉気分を味わいました。

 8日の9時からは、近くの御幸キャンパスの彰廉館で合同稽古です。合気道には、勝敗を決する試合というものはありません。演武で型を披露しあいます。私は、息子が大学以来合気道をしていたり、研究を一緒にしてる仲間が合気道をしているので、開祖の植芝盛平翁関係の本や甲野善紀、木村達雄などの古武道の本などをよく読んでいました。もちろん、私自身はやりません。3大学の演武は、植芝盛平翁系統の同門であるにも関わらず、それぞれ大学独自の個性があっておもしろく、興味深く拝見させていただきました。瀧田裕一東経大師範、谷本敏夫松山大師範の演武には、素人目ながらこれぞ合気道という感じで、正直ため息がでました。とくに谷本師範は長時間にわたり、技を披露していただき、3大学の学生たちにも親切に指導されていました。小柄な痩せた老師範が、いとも簡単に学生たちを投げていきます。「遠当て」という超秘技もさもありなんと、思わせるものでした。大学の枠を超えて、汗を流しながら入り交じって稽古する姿は、3大学交流にふさわしいものでした。

○合気道部 井上太貴さんのコメント

 三大学交流という大きな場において参加させて頂けて、大変勉強になり、日頃の鍛錬の成果が発揮できました、これも松山大学合気道部の皆様と、大学関係者の方々のお陰であります、この場をお借りしまして部員一同感謝申し上げます。
 松山大学、東京経済大学の皆様とも楽しく交流もとれ、部員達も大変有意義な時間を共有できました。先生や、文化が違えども、同じ合気道を志す者同士、互いに技を披露し、研鑽し合うことで合気道のおもしろさを分かち合えと思っております。
 最後となりましたがこれを機会に、我々部員一同もより一層の想いで稽古に励んで参りますので、先生方や他大学の皆様方、大学関係者の皆様方、今後とも格別な御指導と、御鞭撻の程、宜しく御願い申し上げます。