学長・野風草だより

No.270

No.270 2012年9月18日(火)

1泊2日の合宿で鍛える就職活動

 学生たちの就職戦線はいくらか好転しつつあるとはいえ、まだまだ厳しいものがあります。進路支援センターでは各種の支援活動を行っていますが、今回は画期的な合宿での「就活実力特訓養成講座」を行いました。滋賀県の近江舞子にあるOA機器などの大塚商会の研修施設である琵琶レイクオーツカで、ふだんよりお世話になっている大塚商会の人材開発課のご指導で、新入社員研修のメニューを中心にした1泊2日のカンヅメ特訓です。春学期の卒業式を終えて急いでJR湖西線で現地に向かい、わずか2時間ほどでしたが見学させていただきました。41名の学生たちがスーツ姿で緊張した面持ちで参加していました。
 私から短い挨拶をさせていただきましたが、4学部のいろいろなゼミから集まった41名が同じ釜の飯を食った仲間として「オーツカ・就活サークル」のつもりで、今後お互いの絆を深めて助け合いながら、就職活動をすすめててほしい。そして、各ゼミでも就活のリーダーとして活躍してほしいと述べました。内定をもらった4名の4年生が、先輩としてアドバイスを行っていました。参加していた4名の職員さんは、メニューが進むごとに学生たちの顔つきが変わってきているのがわかり、やってみて良かったと言われていました。
 施設をお貸しいただくなど全面的なご協力をいただいた大塚商会、そして人材開発課の皆さまに深甚なる感謝をささげます。お世話された進路支援センターの皆さま、ご苦労様でした。学生の皆さん、「志を立てて貫く」、「おかげさまと感謝し祈る」気持ちを忘れないでね。

○株式会社 大塚商会人事総務部 関西管理課の高橋信之氏のコメント

 この度は、就活実力養成特訓講座に参加させて頂き、誠にありがとうございました。まだ3回生の夏休み中ということで、どこまでお役に立てるか不安な面も 多々ありましたが、結果、41名の学生の変化、成長度合は、目を見張るものがあり、大きな驚きと共に、この合宿に参加させて頂けた喜びをメンバー全員が実 感しております。私たちも大変勉強させて頂きました。弊社ホテルをご利用頂いた上に、この様な貴重な経験をさせて頂き、本当にありがとうございました。改 めて御礼申し上げます。
 企業の人事として、大阪経済大学様にお伺いして、早いもので5年目になります。黒正様・加藤様はじめ就職課の皆様が、けっして形式的ではなく、「本気」で学生の支援をされている姿にいつも励まされ、少しでもお役に立てればとの想いでお付き合いさせて頂いております。ご存じの通り、年々労働力人口が減少しているにも関わらず、若年層の就職率が一向に上がらないという状況は、国の抱える喫緊の課題です。この課題を解決する ためには、組織の枠を超えて、将来を担う若者を、「大人みんなで支援する仕組み」が求められていると実感しています。
 幸い、大学と企業の採用部門は、対象者が全く同じです。今までは、「大学のキャリア教育」と「企業の人材教育」が別々に行われていましたが、これからは、夫々が連携・連動して行われることによって、学生は「社会に出て必要なスキル」を大学時代に「リアルに知る」ことができ、時間の自由という特権を活かして、出来るようになるまで 「トレーニング」することが可能になります。その帰結として、就活の成功はもとより、社会に出て困らない力を身に付けることが出来ます。今回の大経大様の合宿は、大学と企業の新たな連携という点において、画期的な試みだと言えます。
 昨今、他社の人事から学生の質(レベル)が下がったという声をよく聞きますが、私たちはそう考えていません。能力的にデキナイのではなく、「大切なことを知らないから出来ない」だけだと見ています。事実、最近の新入社員は、大切なことを教え、しっかりトレーニングすることによって、「真面目で素直な特性」を活かし、先輩達以上の成長を遂げてくれています。私たちは、知らないからデキナイという「もったいない学生」を一人でも無くすために、これからも活動して参ります。引き続き、よろしくお願い申し上げます。

○就活実力養成特訓講座に参加して

○経済学部 男性
 就職活動に対する意識が大きく変わりました。私は今まで就活は『しなければならない』ものと思っていました。しかし、そうでは なく、就活は『自分の夢を達成できること探し』であり、楽しいものだと教えて頂きました。学んだことは本当に多いですが、就活は始まったばかりです。これ でやった気になり終わるのではなく、今回見つかった課題は目標について日々取り組んでいきます。そして夢を掴み取れるようがんばります。


○経営学部 女性
 合宿に参加して本当に本当に良かったです。不安なまま参加しましたが、帰る時には成長し、自信に満ちた表情をしていたと自分でも感じました。これから何を すべきか明確に分かったので、合宿で学んだすべての事を活かして、やる気スイッチを押し続けながら夢をつかみたいです。そして、友達や後輩にこの貴重な体 験を伝え、自分自身をもっと成長させていきたいです。


○経営情報学部 男性
 学生の私には厳しく大変な2日間でしたが、就職活動 に対するモチベーションが高まりました。これからも就活スイッチを押し続け、何よりも就職活動を楽しみながら取り組みます。加えて、これからすべきことが より一層明確になりました。就職活動が本格化するのは12月からですが、スイッチを離すことなく今からコツコツと努力します。具体的には、まず自己分析及 び筆記試験対策に取り組みます。今回4年生の先輩方が私たちにしてくれたように、来年の後輩に良いアドバイスができるように今から頑張ります。


○経営学部 男性
 この講座に参加するまでは就活とは実際どういうものなのかイメージができず、就活に向けて、どう備えておけばよいのかも分からず、不安でしたが、採用まで の流れや面接の雰囲気を知ることにより、実体が見え、マナーや心構え、面接官が見ているポイントなどを教えて頂くことにより、今後何をすべきか目標がで き、就活に対し前向きになれました。また人生において本当に大切なことや『感謝』という言葉の意味を改めて見詰めることができる良い機会でした。