学長・野風草だより

No.274

No.274 2012年10月1日(月)

創立80周年を盛大に祝う、3つのNo.1で100周年へ!

 創立80周年の記念式典、祝賀会が梅田のホテル阪急インターナショナルで、盛大に開かれました。会場は満員御礼の状態で、少々窮屈なお気持ちにさせたのではないかと思います。記念式典と祝賀会を通して、学内関係者を含めると900名近くの方にご出席いただきました。
 記念式典では、最初に学歌をみんなで斉唱しましたが、グリークラブの現役生とOBが舞台で一緒になって歌ってくれました。中にはかなり年配の方もおいでで、さすが80年の伝統を感じさせてくれて、感動しました。続いて勝田理事長の式辞、文科省と私立大学協会のご来賓のあいさつ、海外協定校のアメリカ・メンフィス大学の祝辞、そして大阪商工会議所の佐藤会頭より「大阪を元気にするために」のご講演がありました。最後に私から、ご列席の皆さまに謝辞を述べさせていただきました。

 祝賀会では、4つもの酒樽の鏡割りや海外提携校からのプレゼント紹介、グリークラブや吹奏楽総部の演奏、80年の大学の歩みの紹介などが行われました。私は会場を回りながら、これだけたくさんの方々が大阪経済大学の80周年をお祝いくださり、ご支援いただいていることに、感謝の念をあつくしました。1944年からの大阪女子経済専門学校の「女子学生」お二人と黒正巌博士のご子息である黒正清さんと、一緒に写真を撮りました。80周年の学生企画で、800人の学生や教職員のJUMP UPしている写真を撮ろうとしている学生たちと一緒にJUMP UPしました。
 祝賀会の会場の中央には、80周年記念を祝う見事な氷の彫刻が飾られていました。周囲のライトは、上の写真のようにマジェンダ色に輝いていました。これはホテルのご配慮でした。万端のお世話いただいたホテル阪急インターナショナルの皆さまに、心から御礼申し上げます。記念式典、祝賀会にご出席いただいた皆さまに改めて御礼申し上げるとともに、お世話いただいた総務課はじめ教職員の皆さまに感謝申し上げます。これから100周年に向け、みんなで力を合わせてJUMP UP!

○創立80周年記念式典 謝辞

 ご紹介頂きました学長の德永です。最後に本学を代表して、高い席からではありますが、皆さま方に一言御礼の言葉を述べて、締めとさせていただきます。本日は、お忙しい中ご臨席賜りました文部科学省の森田正信課長、私立大学協会の小出秀文事務局長はじめ多くのご来賓の皆さまに、また貴重なご講演をしていただきました大阪商工会議所の佐藤茂雄会頭に、あらためて御礼申し上げます。ありがとうございました。
 さらに本日の記念式典には合わせて700名にものぼる方々にご参列いただき、大阪経済大学の創立80周年をお祝いいただいたことに、本学を代表して心より感謝の意を表したいと思います。日頃よりご支援、ご協力いただいている企業や地域の皆さまのおかげで、そして8万7千人にものぼる卒業生、退職された教職員などのお力添えで、そして愛と志をもって学生に接してくれている現在の教職員はじめ清掃、警備、施設など、非常勤や海外提携校の方々も含めて大経大にかかわる全てのスタッフの努力によって、こうして無事に80周年を迎えられたのだと思います。ありがたいことです。

 大阪経済大学は1932年の創立から80年、そして2032年には100周年を迎えます。中国古典の名言に、1年の計画なら穀物を植えるのが良く、10年の計画なら樹木を植えるのが良い。100年の計画なら、人を植える、つまり人材を養成するのが良いとあります。大経大の全スタッフにとって、100年の計である青年たちの教育に携われることは、このうえない喜びです。
 大阪経済大学は、20年後の100周年に向けて、21世紀の日本社会、グローバル世界を担う有為な人材を育ててまいりたいと思います。それが、私たち大学という高等教育機関に課せられた社会的ミッションです。

 そのために大阪経済大学は、20年後の100周年に、経済・経営系の私立大学として、日本でNo.1をめざすことを宣言したいと思います。本学はこの間「つながる力No.1」を合言葉に進んできましたが、ここで改めて3つのNo.1を示したいと思います。
 第1に、学生たちの満足度評価においてNo.1を実現します。学生たち一人ひとりが大経大で学んで良かったと思える、大経大PRIDEを持った学生を育てていきたいと思います。
 第2に、大経大を支えている教職員はじめ全スタッフの力で、学生たちへの面倒見のよさNo.1を実現します。1年生から4年生までの一貫したゼミナール教育を軸にしながら、きめの細かい教育を行い、愛と志にあふれた大経大FAMILYといえるような温かい学園を作っていきます。
 第3に、教員においては、さまざまな分野で、ニッチでも特殊な分野でもいいので、学問研究においてNo.1をめざします。大学は学問の府です。「学問」とは、学びそして問う営みです。大経大の教員一人ひとりが自らを厳しく律して自己研鑽し、研究者、社会人としてどのように生きるのかを問い続けて、オリジナルな研究をしていなければ、学生たちに知的な人間的な刺激を与えることは出来ません。

 さて、100周年までにこうした3つのNo.1めざす大経大STYLEの教育を実現していくうえで芯棒、軸となるのは、何でしょうか?それは、戦前の昭和高等商業学校の校長であり、1949年に新制大学となった時の初代学長である黒正巌博士が言われた「道理は天地を貫く」の精神です。80周年を機にこの建学の精神、原点に立ち戻り、いかなる困難があろうとも道理は天地を貫いているのだという人間的な確信をもった人材を育てることです。私なりの言葉で言えば、「志を立てて貫く」、「おかげさまと感謝し祈る」ことが出来る青年たちを、「そっと手を添え、じっと待つ」、目先にとらわれず100周年に向け「そっと手を添え、じっと待つ」スタンスで育てることです。

 高い席からではありますが、これまでいただいた皆さま方のご厚情に感謝申し上げるとともに、今後とも倍旧のご指導、ご鞭撻をいただくことをお願いして、本日おいでいただいた皆さま方への御礼の言葉とさせていただきます。以上をもちまして記念式典は、無事に終了いたしました。引き続き会場を移して、ささやかではありますが祝賀会を行いますので、お時間の許す限り、ご出席いただければと存じます。本日は、まことにありがとうございました。