学長・野風草だより

No.306

No.306 2012年12月15日(土)

男声合唱の歌声が響く、グリークラブの演奏会

 第48回の定期演奏会が天満橋のドーンセンターで開かれましたので、聞きに行きました、グリークラブの皆さんは、入学式や卒業式をはじめいろいろな機会に歌声を響かせて、学生たちに感動を与えていただいています。ありがとう。昨年の80周年記念式典でのOBたちとの協演、関西合唱コンクールでの金賞受賞と、素晴らしい活躍でしたね(野風草だよりNo.277)。当日は、4部構成で、馴染みのある曲、コンクールで受賞した合唱曲、そして須賀敬一先生の指揮で啄木短歌集と、多彩なステージでした。とりわけ、須賀先生の指揮による啄木短歌集は、思わず引き込まれてしまい、感動しました。ありがとうございました。
 長年にわたりご指導を続けて下さっている須賀敬一先生に、あらためて御礼申し上げます。そしてピアノの加藤崇子先生、日頃ご指導くださっている横田清文先生にも深く感謝申し上げます。卒団する3人の4年生たちがアンコール曲の中でそれぞれ歌い、最後に須賀先生に肩を抱かれていた姿は、これがクラブ活動の本当の姿なんだなとうれしかったです。以下は、卒団する4年生の感想です。4年間、よく頑張ったね。ご苦労様でした。

○4回生 鯛島 慎平さんのコメント
 私は、グリークラブの部長と渉外、大きな演奏会の実行委員長を経験しました。そして、このクラブに入ったことがきっかけで出会った多くの方々、大学にこもっているだけではすることがなかった経験、たくさんの考え方や価値観に触れることができました。失敗も多くあり、「辞めたい」と思ったことが何回もありましたが、辞めずに4年間やりきったということが、今後の私の自信につながっていくと思います。

○4回生 澤幡 慶司さんのコメント
 僕の四年間はクラブで始まって、一応の終わりを迎えたのだと思う。クラブとの出会いは、些細な事であったが、終わってみればとても貴重な経験を沢山していた。大学のクラブ活動は高校までと違ってお金のことにしても、本番を迎えるにしても、ほぼ全部自分たちで管理運営しなければならない。それは、ひとつの会社と同じようなものである。多くの人の協力、援助がなければそれも叶わないことだけれど。会社と違うのは、在籍が四年に限るところである。それを過ぎれば、やはりどんなに素晴らしい人間であろうと直接の運営は出来ないのである。部外者なのである。それでも、クラブは続いていくから、この問題はとても大きなものである。そうやって得られるものは人によって差異はあれど、何物にも変えがたい経験である。たまたま、合唱をするクラブに所属したのだが、そのたまたまがなければこういう風に思うこともなかったのだと思う。大学で、ただバイトをしてそれなりに遊んで、それなりに単位を取得して卒業という道もあっただろうけど、そうじゃなくて自分の世界を広げるという意味でもクラブに所属できて僕は四年間というものが無意味じゃなかったと思う。

○4回生 堀本 啓太さんのコメント
 『雰囲気が良かったから』と入部したグリークラブでしたが、合唱の世界は想像以上に厳しく、挫折と多難の日々が待っていました。しかし、最後に苦労が成就し、金賞受賞という恵まれた環境で卒部出来たのは、これまで代々培われてきたグリークラブの様々な繋がりのお陰です。卒部こそしましたが、この繋がりを一生大事にしていこうと思います。有難うございました。