学長・野風草だより

No.318

No.318 2013年1月5日(土)

新年互礼会で新春の夢を語る。3つのNo.1をめざす!

 恒例の新年互礼会がJ館3階の第1会議室で開かれ、教員18名、職員88名が集まって「新年おめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。」を唱和しました。理事長のご挨拶のあと、私から以下のような挨拶をさせていただきました。そのあと参会者全員で学歌の1、2番を歌いました。そのあと、永年勤続の教職員の方々が皆さんの前で表彰されました。今までは理事長室で渡されていましたが、こうしたやり方はいいですね。30年以上が27名、20年が2名でした。理事長から一人ひとりに感謝状と金一封が渡されました。、長年にわたりご苦労様でした。教員で一番長いのは36年の中尾美喜夫教授です。

 昨年は創立80周年を無事に迎えられました。皆さまのおかげと心から感謝申し上げます。さて、新春というと初夢ですが、皆さんはどのような夢を見られましたか。また、今年こそはというどんな夢を描かれたでしょうか。私は年末年始、お酒に飲まれて夢を見るどころではありませんでした。そこでこの場をお借りして、私は皆さんにNo.1になるという初夢を描いていただきたいと思います。
 2010年11月の学長就任時に、「経済・経営系の私立大学としてNo.1」になると所信を表明いたしました(野風草だよりNo.1)。そして、2012年10月1日の創立80周年の記念式典において、「経済・経営系の私立大学としてNo.1」の中味について、学生の満足度No.1、職員の面倒見の良さNo.1、教員の研究No.1の3つのNo.1、2032年の100周年に向けてめざすと宣言しました(野風草だよりNo.274)。昨年の80周年の時から、その後内容は少し膨らませまして、今日この場で、次のような3つのNo.1をめざそうと皆さまに呼びかけたいと思います。

1.「つながり度No.1」
 私たちは「つながる力No.1」を言ってきましたが、さらに内容を深め具体化していきたいと思います。教職員のきめの細かい面倒見の良さはもちろんです。しかしそれけでなく、学生たち自身が大学の行事や企画にも積極的にかかわっていく。80周年の学生企画や各種行事での学生スタッフの活躍を見れば、決して不可能ではありません。さらには、地域やサポートして下さる大経大に関わる全スタッフがつながりながら、大学を作っていくのだという考え方を確立して実践していきましょう。かつてよく言われた大経大ならではの家族的雰囲気、まさに「大経大FAMILY」です。


2.「満足度No.1」
 こうしたつながりの活動の中で、学生たちの満足度をNo.1にするのはもちろんです。しかし、私たち教職員もこの大経大で教育というすばらしい仕事に携われたことに感謝し満足する。そのような気持ちがなければ、学生たちへ満足の気持ちは薫習していかないのではないでしょうか。教職員が給料だけもらえればいいんだという考えでは、学生たちも授業料を払っているんだからサービスするのは当たり前だという気持ちになってしまいます。お互いがつながりあうという教育手段によって、お互いに大経大で良かったという主観的であれ満足をもつ、そして誇り、「大経大PRIDE」を持つようにしていきたいですね。

3.「達成度No.1」
 しかし、つながりの教育手段、満足の主観的評価がそれだけで終わったのではいけません。成果として達成し、No.1の客観的評価をもらい、外へと広報発信していく必要があります。教員の研究だけでなく、職員の窓口対応、財務分析、広報戦略などでもNo.1をめざす。また学生たちもクラブやサークル、ゼミ活動などでNo.1を達成する。すでに学生たちは、スポーツクラブでアイススケート部が日本1、弓道部の女子選手が日本1、証券研究部が日本1を達成しています。「ゼミの大経大」を言ってきましたが、西日本インカレでグランプリを獲得しています。学生たちがこれだけ頑張っているのに、教職員がどうせ日本No.1なんて無理だと言うのは、負け犬根性であり、頑張っている学生たちへの背信行為ではないでしょうか。都市型の中規模の単科大学として、独自の「大経大STYLE」を確立しようではないですか。

 このようなことを言うと、すぐに組織改革とか新たな制度作りが浮かぶかもしれません。しかし私は、まずはキホンのキである「おはよう」「元気かい」のあいさつ、声掛けから始めようと提案したいと思います。大切なのは「愛」なんだ!「労働」の「労」は、「いたわる」と訓読みします。お互いに思いやり、おかげさまと感謝する気持ちがなければ、いくら新たなシステム作り、人事異動をしたって、魂入らずとなります。命令管理、懲罰、脅かしたり、ウソついたりで、人は本心からは動きません。私たち大学は高等教育機関です。教育は、「そっと手を添え、じっと待つ」です。まあ、ぼちぼちですが、毎日の積み重ねから、結果は後からついてくるのです。創立100周年の20年後、気が付いてみればNo.1になっているようにしようじゃないですか。

 創立70周年の時には、「改革元年」ということで、さまざまなイベント、広報を行い、施設やハード面での充実を図りました。今年の秋には、最後の「シンボル棟」が完成します。次はいよいよ教育の中味の充実が課題です。80周年を終えて、これからの100周年までの20年間、「経済・経営系の私立大学としてNo.1」をめざす「チャレンジ元年」にしていきませんか。新春の初夢を、20年後に正夢にしようじゃありませんか。今年もいろいろとご教示、ご協力賜りますようお願いして、新年のご挨拶とさせていただきます。