学長・野風草だより

No.331~340

No.331 2013年1月24日(木)

チャレンジする学生たちの活動を表彰

 今年度4回目の課外活動表彰式を行いました。こうして何度も何度も表彰できることは、大学としてうれしいことです。証券研究部の活躍はすでに紹介しましたが(野風草だよりNo.307)、他にも情報社会学部の中村健二ゼミの3名が、第3回追大学生ビジネスプランコンテストで優秀賞を獲得し、「ゼミの大経大」の名を高めてくれました。アメフト部は5名が3部の東西対抗戦の選抜メンバーに選ばれました。また国際交流室の主催の中国語サークルで、学生2名がボランティア講師としてサポートしてくれました。
 今回はとくに80周年記念で設けたチャレンジ奨学金で、自分で申請した通りの成果、活躍を見せてくれた学生たちを表彰しました。日商簿記で1級合格が2名、税理士試験で1科目合格が1名、2科目合格が1名出ました。よく頑張りましたね。おめでとう。サッカーのサークルで関西代表として全国大会で準優勝した学生もいます。「しっかりもん」、「あったかもん」が次々と出てきています。

 「やんちゃもん」もいますよ。「やんちゃもん」と言ったらおこられるかもしれないけど、上原典恵さんは、民謡の祭典、民謡コンクールで大賞を受賞し、全国大会に出場しました。彼女は小学校の教師を目ざして勉強しています。こちらの夢も実現して、子供たちに民謡の素晴らしさを教えられると、いいですね。

○人間科学部 4年 上原典恵さんのコメント

 奄美民謡を始めたのは小学校低学年からでした。始めたというよりは、母について行った稽古先で出されるお茶菓子に釣られ、また、周りの大人たちが喜んでくれるから唄ったという面が大きいかもしれません。両親や伯父が使う方言をなんとなく理解はしていましたが、成長し、歌詞の意味や歴史について知るようになってからはその奥行きの深さ、広さに胸が高鳴りました。表現としての民謡を意識し始めてから、唄い方が変わったと自分でも実感できるほどでした。
 コンクールの時に唄った曲名は、「今ぬ風雲節(いまぬかじゃくもぶし)」といいます。愛する人が旅立った先には、嵐のような雲が立ち込めている、あの人は大丈夫だろうか、という内容の歌詞になります。これを方言で唄うのですが、日本民謡を唄う方から「風が吹いている情景が浮かんだ」と言われたことがあります。ちなみにその方は奄美の方言を御存知ではありません。その時、音楽は国境を越えるとまではいかなくても、何かしら伝わるのだなと実感した覚えがあります。

 奄美民謡に限らず日本民謡もそうですが、日本の原風景や連綿とつながってきた親子の情愛や、夫婦の愛情や哀惜の情をうたったものが多く、大学のゼミ仲間の前で唄ったときに「懐かしい感じがする」と言われたこともとても印象に残っています。
 コンクールで賞をいただいたり、武道館での全国大会に出場したり、民謡は私の世界を大きく広げてくれました。そして、家族の絆を深めてくれたのも民謡でした。これからも「感謝」の気持ちを忘れずに、唄い続けていこうと思います。今回このように自分の生活のなかにある「当たり前」の世界を、皆さんに認めていただけて本当に嬉しく思います。また一つ世界を開けてくれた民謡に感謝すると共に、精進してまいります。ありがとうございました。

経営学部 4年
株式会社ソーシャルデザイン 代表取締役副社長
一般社団法人KSIA 常務理事
山﨑竜さんのコメント

 私は、大阪経済大学に入学し、幼心から憧れた“人を幸せにする経営者”になる、と決意しました。有り余った力を全て、“経営者”としてビジネスの世界にぶつけ始めました。小さなチャレンジを試す中で、私は大好きだったエンタメ系の事業から、社会問題解決事業へ大きく想いをシフトさせました。
 そして昨年、親友と共に株式会社ソーシャルデザインを新規設立(代表取締役副社長)し、「もう一度、社会を新しく美しくデザインする」という気持ちを込め、社会問題解決の為の企画及びシステム開発会社を立ち上げました。また、現在は一般社団法人KSIAの常務理事に就任し、新規事業企画運営を担当しています。
 近日の事業企画例として、うつ病防止企画「ウツトーーク!」事業を創案、企画。某テレビ番組調でうつ病の心情理解を訴えるトーク番組形式の人権問題解決事業を立ち上げ、多数の新聞メディアに取り上げていただきました。
 今後は、このような、社会問題をビジネスで解決する仕組みを世に多く創り出せる経営者になると同時に、人を幸せに出来る人間性を磨き、一人でも多くの未来に生きる子どもたちに“キラキラした大人”を見てもらえるような、そんな自分でありたいと想います。
 また、私に経営者の土台を創って下さった方々や大学に対して恩返しと、先輩からの恩を繋ぐという意味での恩繋ぎをしていける人生にしたいと想っています。