学長・野風草だより

No.333

No.333 2013年2月8日(金)

ゼミ旅行・合宿で絆を深める

 ゼミは学長となった今も続けています。2、3、4年生を合わせると80名ほどいます。顔と名前が一致するのに、半年はかかります。2年生の秋学期から専門ゼミが始まりますが、覚えたと思っても春休みが過ぎて3年生になった彼らを迎えると、やっぱり忘れかけています。2年生の時はお互いがよく知らないので、親睦を図ることを目的に、昨年の12月に城崎温泉にバスで1泊2日のゼミ旅行に出かけました。途中、立杭焼の「陶の里」でそれぞれが手びねりで思い出の焼き物を作りました。そして、おいしい但馬牛の焼肉を食べ、バスの車中でビンゴゲームで楽しみました。私のへそくりからお金を渡して、学生が選んだ1等賞は加湿器、2等賞はうまい棒300本!!、3等賞はちっちゃなスピーカーでした。
 城崎温泉に着いたのはいいのですが、思わぬ大雪でびっくりしました。寒さに震えながら、街中の御所の湯、一の湯などをはしごしました。そして、カニ料理を満喫しました。やっぱり、城崎温泉は情緒があっていいですね。2年生の時は、私が勝手にここに決めています。今回は古い老舗旅館に泊まりましたが、別棟をゼミで貸切にしてもらいました。翌日は、出石へ行ってそば打ち体験です。みんな上手に出来て、自分の打ったそばを堪能しました。さあ、これから城下町の出石へと思ったら、また雪が降り出したのでパスして、大学へと帰りました。

 3年生は、城崎へはもちろん行ってますので、今回は、昨年の11月に京都・桂の天然温泉付きのホテルで、就職のための合宿を行いました。就活が始まっていますので、履歴書の完成をめざして、昼間から会議室でグループワークでお互いのを検討しながら、完成に持って行きます。疲れたところで、ホテル内のボーリング場で、3人1チームでボーリングを楽しみました。私はこれまでソフトボールやサッカー、バスケなどいろいろゼミでやってきましたが、ボーリングがうまい下手関係なく、全員が楽しめるようです。これも私からのプレゼントで、1等賞、2等賞、3等賞、ブービー賞を作り、少々真剣にやりました。1~3等賞は、2ゲーム合計で400点をかるく越えました。ブービー賞は180点ほどです。私は、1ゲーム目は何とか100点くらいいくのですが、2ゲーム目はしんどくなって学生たちに投げてもらいました。そして、3日後に鉛筆が持てなくなりました。
 ここは温泉があるので、ゆっくりと浸かって楽しみました。上がってからのビールは、サイコーですね。そして、みんなで夕食です。翌日はまた朝から、就活特訓を行いました。出来上がった履歴書をもとにしながら、みんなの前でプレゼンの練習です。就活はしんどいでしょうが、学生たちを確実に成長させてくれるように思います。たんに就職が決まる、決まらないに矮小化することなく、もちろん決まってほしいですが、そのプロセスも大事にしたいと思います。教務からと学部からゼミ援助金が出ますので、学生たちはわずかな負担で済んだようです。

 4年生は、卒業旅行です。すべてを旅行会社と相談しながら学生たちが決め、私は一切口を出しません。2年生の時は城崎温泉、3年生の時は鳥羽の合歓の郷・伊勢神宮でした。最後の旅行ですが、一緒にいて随分と成長したなと思います。新大阪から博多まで新幹線で行き、車内で卒論が完成していない学生に指導をしました。德永ゼミは卒論が厳しいという噂は、本当らしい・・・博多からレンタカーで別府温泉へ行きました。雪模様です。この学年は、旅行は必ず雨になるんです。「雨男」は誰かということになり、結局私に決まってしまいました。別府温泉は小学校の修学旅行以来ですので、実に48年ぶりということになります。血の池地獄、海地獄、高崎山のサルなどを覚えていますが、今回は海地獄へ行ってみました。それよりも感動したのは、ホテル近くの竹瓦温泉でした。古い2階建ての建物で大正レトロで、私の故郷の道後温泉の本館を思い出しました。みんなで、腹いっぱい食べました。
 翌日は、阿蘇山へ行き、熊本城で「くまもん」に会いました!と言いたいところですが、残念、いませんでした。それから博多のホテルに向かいました。夜は、学生たちは中洲の屋台のラーメンやもつ鍋で楽しんでいました。最後の3日目は、大宰府に行ってお参りをしました。もう梅が咲いていました。そして、湯布院温泉に行って、露天風呂を楽しみました。アツアツの瓦にそばがのっている名物の瓦そばをいただきました。5時までにレンタカーを返さないといけないので、高速を飛ばして何とか間に合いました。そして新幹線で新大阪到着。幹事の学生さん、参加した学生さん、お疲れ様でした。25名中18名の参加でした。かくて2泊3日の卒業旅行は、無事に終わりました。4年間、いい思い出を作ってくれてたら、ゼミ教員としてうれしい限りです。2年半の間、ありがとう。卒業してからも、大経大、德永ゼミを忘れないでください。