学長・野風草だより

No.340

No.340 2013年3月7日(木)

大阪音楽大学でのザ・ストリング・コンサート

 最近、大阪音楽大学とご縁が出来、コンサートの招待を受け、草薙副学長と二人で参りました。大阪音大は2015年に創立100周年を迎えられます。大学のザ・カレッジ・オペラハウスに初めて入りましたが、その立派さに感心しました。
 当日の公演パンフには、こう大阪音大の教育理念、100周年の宣言が書かれていました。「音楽を真ん中にして、そこから、さらに世界を広げていける人間に育って欲しい。創立以来、私たちは、音楽の技術を高めるとともに、音楽を通して、一人の人間として成長することを大切に考えてきました。私たちには、類い希な才能をさらに引きだし、大きく羽ばたかせる使命があります。そして、音楽の才能とともに、音楽を広め、語る力や、守り、教える力を養う使命があります。私たちが育むべきもの、それは、音楽から学んだことを糧に、社会や世界を豊かにできる“音楽人”としての生き方。2015年、大阪音楽大学は、創立100周年を迎えます。そして今日、創立当時と変わらず、改めてここに宣言します。 ちから強く生きる“音楽人”を、ここから。」
 すばらしいですね。「音楽」を「学問」に変えれば、大経大も一緒ですね。大学としての社会的使命、ミッションは同じだと思いながら、こうした環境で指導されてきた学生の皆さんの演奏を聞いていました。ブリテン、ヴィヴァルディ、ホルスト、ドヴォルジャークと名前だけは知っていましたが、こうして生の演奏が聴けるのはありがたいことでした。学生たちをここまで指導されてきた先生方のご努力に敬意を表します。武藤好男学長はじめ大阪音大の皆さま、ステキなひと時をありがとうございました。でも、私の演奏への感想がありませんね・・・。これは音楽通の草薙さんにお任せします。

○草薙副学長のコメント:ストリング・コンサートの響きに癒されて
 3月7日(木)の夜、大阪音楽大学からのお招きを受けて、学長と私の二人で『第10回ザ・ストリング・コンサート』へ行ってきました。同大学は、2015年に創立100周年を迎えられるとのことで、その記念プロジェクトの一環として位置付けられているコンサートでもありました。コンサート会場は同大学構内にある『ザ・カレッジ・オペラハウス』。ヨーロッパのオペラハウスの様式と風格を継承した本格的な音楽ホール(最大756席)とのことで、まず、その見事な設備に圧倒されました。
 今回招かれたコンサートは弦楽器だけの演奏会。登場する楽器はヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバスとチェンバロの5種類のみというものですが、現役学生を中心に編成された20名を超える弦楽団は、華やかかつ力強いものでした。全5つのステージはそれぞれに工夫が施されていましたが、その中でも第3ステージの「エコー」という演出(2階席に演奏者を配置して「こだま」のような効果を出すもの)は、まさにサプライズでした。演奏される曲目は、弦楽器群のためだけの曲ということであまり馴染みが無いように思っていたのですが、ヴィヴァルディ、ホルスト、ドヴォルジャークなど、どこかで聞いたことのある旋律が時々織り込まれていて、とても親しみやすいものが選曲されていました。
 2時間に及ぶステージの合間で二人ともついウトウトしてしまったのは、心洗われるような美しい旋律が、日頃多忙な我々にはあまりにも心地良すぎたせいですよね。学長!