学長・野風草だより

No.353

No.353 2013年4月5日(金)

2013年度の基本方針を語る

 2013年度の基本方針の説明会が、C31教室で教員40名、職員60名ほどが集まって開かれました。最初に理事長から、80周年記念事業の成果をふまえ、今後の法人経営の方向性が語られました。次いで私のほうからは、教学の基本方針を30分ほど語りました。最初に教務部関係で留年や退学、成績・出席不振、学生部関係で心と体に病いや悩むを抱えた学生たちが保健室や心理カウンセラーのいる学生相談室に来ている実態、就職関係で心理相談に乗っていることなど、学生たちのしんどく重たい状況をデータや事例で紹介しました。こうして相談に乗れているのは全学生の1割ほどであり、もっともっとたくさんの学生が悩みや病いを抱えているのであり、そうした学生たちがいることを忘れないようにしようと話しました。
 そして、大経大のめざす教育の方向を、これまで私が述べてきたことでまとめました。教育の特徴は、「ゼミの大経大・マナーの大経大・就職の大経大」であり、そうした教育によって「しっかりもん(知)・あっかもん(情)・やんちゃもん(意)」の学生を育てる。大経大の学風・品格は、「大経大STYLE・大経大FAMILY・大経大PRIDE」と表される。そのために2013年度はここに力を注ごうということで、各部門、各分野の目標を提案いたしました。具体的には各部署などで具体化していただければと思っています。教職員の一人ひとりの自覚と自律で実現に向けて努力しようとお話ししました。
 2032年の100周年に向けて、経済・経営系を中心とした都市型複合大学としてにブランド力を強化し、総合大学に対抗するための、専門性の高い研究教育ときめ細かい教育を実現する中で、「つながり度No.1、満足度No.1、達成度No.1」の私立大学をめざそうと呼びかけました。これまでの80年の伝統を継承するとともに、高等教育機関として「王道」を歩みながら、100周年に向けて革新していかなければなりません。私自身の基本スタンスは何度も言っていますが、「そっと手を添え、じっと待つ」、「こころざしを立てて貫く、おかげさまと感謝し祈る」です。これは黒正巌初代学長の「道理は天地を貫く」、鈴木亨元学長の「空の大悲」に通じるものです。教職員一人ひとりが初心に戻り、学生目線に立って、教育研究に精進していきましょうと締めくくりました。