学長・野風草だより

No.428

No.428 2013年12月15日(日)

ソチオリンピックへ上村大輔の挑戦

 本学卒業生で嘱託職員として働く上村大輔君が、ソチ五輪スピードスケートショートトラックの日本代表最終選考会に出場しました。なお、本学学生の木 倫志君、坂本 侑馬君も出場しました。12月13~15日に朝潮橋の大阪府民プールで行われましたので、何とか時間を見つけて3日間とも応援に出かけました。今までに練習風景は見たことがありましたが(野風草だよりNo.14)、本番は初めてです。111mほどのスケートリンクを4~6名で滑走するのですが、ものすごい迫力です。コーナーでの抜きつ抜かれつの駆け引き、一瞬の隙を突いての割り込みなど、これはアブナイ競技だなと思いました。そして、一日に予選から決勝まで6レースくらい走るのですから、大変な体力と精神力が必要です。

 上村君は3日間で、500mで3位と優勝、1000mで3位、1500mで3位と5位になりました。500mでの優勝、おめでとう!その瞬間が見れなかったのは、とても残念でした。そのほかのレースでも上位に入り、よく頑張ってくれました。ご苦労様でした。残念ながら日本代表にわずか半歩届きませんでしたが、オリンピックという世界の舞台に本学の卒業生が挑戦したというのは、本当に素晴らしいことだと思います。夢を与えてくれたことに、心から感謝したいと思います。上村君が入学してから、アイススケート部は全国的に活躍し始め(野風草だよりNo.132)、ユニバーシアードやワールドカップにも出場するようになりました。その伝統を後輩たちは、困難な練習環境にも関わらず、立派に受け継いでくれています。アイススケート部の関係者の皆さまに感謝いたします。

 うれしかったのは、スタンドがマゼンタ色のバルーンスティックで埋まったことです。現役の部員、OB・OGはもちろん、たくさんの同窓会員、教職員が応援に駆け付けてくれたことです。決勝戦でコールされる時、スティックはたたき合いますと、上村君がリンクから手を振って応えてくれます。上村君が目の前を滑走する時には、一斉に「ダイスケ、行け!!!」と叫んでしまいます。いいですね。
 それともう一つうれしかったのは、受付、関係者の接待、整氷など、多くの現役部員たちがスタッフとして活躍してくれたことです。橋本聖子アイススケート連盟会長にもご挨拶しましたが、とても感謝されていました。縁の下の力持ちですが、こうした活動がクラブを強くしていくのだと思います。今後の活躍を期待しています。上村君は3月にカナダで開かれる世界選手権に出場します。活躍をお祈りいたします。

○上村大輔君のコメント
 この度私、学生部スポーツ文化振興室の上村大輔は、平成25年12月13日~15日のソチオリンピック日本代表選手選考会に出場してまいりました。本大会出場において、勝田理事長、德永学長、望月学生部長を始め大学関係者の皆様にたくさんのご支援・ご声援を頂いたおかげで、高いモチベーションで大会に臨むことができ、いつも以上の力を発揮することができました。誠にありがとうございました。
 オリンピックという4年に一度の大舞台に立つために準備し、臨みましたが、惜しくも代表に入る事はできませんでした。しかしながら、人生で初めて全日本大会の500メートルで優勝することができました。これも皆様のお力添えがあったからこそだと感じております。この先は、平成26年1月の日光国体と3月の世界選手権に出場します。シーズンを締めくくるに相応しいレースになるよう全力を尽くしますので、引き続き応援の程宜しくお願いいたします。