学長・野風草だより

No.448

No.448 2014年3月8日(土)

念願の弓道場開きを祝う小笠原教場による誕生蟇目の儀

 弓道部女子の活躍は目覚ましいものがあります(男子も頑張れ!)。私が学生委員長をしていた2005年頃より、部員たちから弓道場を作ってくださいというお願いを聞いていましたし、練習場をお借りしている好文学園の佐藤建治監督からも強い要請がありました。学内のいろんな場所を見て回り検討しましたが、十分なスペースが取れず、そのままになっていました。
 80周年記念キャンパス整備計画のフィナーレを飾るものとして、今回摂津グランドに新しいクラブハウスを建設し、その3階に念願の弓道場を開設することになりました。10年越しの約束をやっと守れて、佐藤監督にも長いことお待たせしましたとお詫びしました。

 弓道場開きには、まず大隅神社宮司様による清祓いの神事が行われ、続いて弓馬術礼法小笠原教場の大阪菱友会の方々による「誕生蟇目の儀」が厳かに行われました。いただいた解説によると、蟇目とは矢の先に付けた蟇目鏑のことで、蟇目の名は、木を挽いて削ること、形が蟇蛙の目に似ていること、そして矢の鳴る音が蟇蛙の声に似ているところに由来するそうです。風を切り、音を発することにより魔性を退散させると言われています。装束、用いる弓矢すべてにしきたりがあり、射手などの所作についても厳格な決まりがあるようです。
 厳かにすすんでいきますが、私は初めての見ましたので緊張しました。小笠原流というと、礼儀作法をイメージしますが、弓馬術も鎌倉時代から現在まで受け継がれています。昨年5月に見た下鴨神社の流鏑馬も小笠原流によるものでした(野風草だよりNo.361)。

 そのあと、11の関西の大学と好文学園女子高等学校の弓道部による祝射が行われ、本学弓道部員による答礼射が行われました。公式戦が可能な弓道場の開設でリーグ戦で、アウェイの不利もなくなります。弓道部男子・女子のさらなる活躍を期待しています。