学長・野風草だより

No.452

No.452 2014年4月5日(土)

新入生キャンプでの友達作り、上級生サポーターの応援

 関西六大学野球の始球式を終えて(野風草だよりNo.451)、 大阪南部の貝塚へ新入生キャンプを覗きに行きました。今から8年ほど前の能勢でのキャンプの時は、泊りがけでも行きましたが、貝塚の大阪府立少年自然の家 や吉野宮滝野外学校に変わってからは知らなかったので、是非一度訪ねてみたいと思っていました。能勢の時からお世話になっていた大阪府青少年活動財団の今井さんや奥さんと、何年ぶりかでお会いできてうれしかったです。
 この日は、情報社会学部の新入生たちがハートアクティビティでの人間関係トレーニング、グループ活動、そして野外でのアウトドアアクッキングでのカレー作りをやっていました。青いジャンパーを着た上級生のサポーターたちが応援している姿が、とても印象的でした。2年生34名、3年生18名、4年生3名は就活の合間をぬっての参加です。男子34名、女子21名の計55名が、2、3月の研 修を経て、新入生をサポートしている姿を見ていると、ああ、これが大学の教育の本来のあり方だなと感激しました。

 職員の佐々木郷さんを紹介されました。なっなんと本学の卒業生で、新入生キャンプのサポーター経験から、ここに就職したそうです。人間科学部の『人間科学研究』第8号(2014.3)に、「『つながる力』を活かし、人と関わる仕事に就いて」を寄稿されています。こんな風にして、ご縁がつながり広がるのを うれしく思います。
 そして、バスで大学から出発するのですが、たまたま2日に新歓の様子をキャンパスで見てると、D館の端から新入生がバスに向 かっているところに出くわしました。20名くらいの上級生サポーターたちが「いってらっしゃーい」と手を振って見送っていました。こうした何気ない心遣い が、新入生たちに安心を与えるのだろうと思います。お世話いただいた大阪府青少年活動財団の皆さま、教務二課の大谷さんはじめ職員の皆さま、泊りがけで付 き合って下さった各学部の教員の皆さまに、心より感謝申し上げます。そして何より上級生のサポーターのみんな、ありがとう!!!
 このキャンプでは、大学での開校式で、私と勝田理事長のメッセージが動画で流されています。ここに紹介しておきます。

▼理事長・学長メッセージ

○大阪府青少年活動財団 今井正裕さんのコメント
 昨日は、お忙しい中、新入生キャ ンプにお越しいただき、ありがとうございました。また、多くのサポーターにもお声を掛けていただき、サポーターも思わぬ激励に、驚くと同時に、大変喜ばしい顔をしておりました。本日は、突風を伴う、あられ交じりの冷たい雨が、時折降り出すタフなフィールドにも関わらず、新入生たちは、グループ毎に自然の中に出かけていき、グループでのアウトドアプログラムに取り組んでいました。新入生たちが大学で解散した後は、サポーター同士、来週の最終回に向けてのミーティングを行うなど、キャンプの一場面一場面で成長しながら、さらに上を目指す姿勢には、私も感心させられます。
 毎年、3月合宿で自分たちのスローガンを、決めさせていますが、2014年チームは、「Blue Mirrors」のスローガンを掲げました。「青いジャンパーを着たサポーターは、新 入生の様々な見本になろう」との意味が込められています。この学生、全て、大阪経済大学の学生です。しかも、後輩思い、大学思いの学生で、遊び心と、奉仕の精神を兼ね備えた、素晴らしい学生です。新入生の食べ残したカレーや、洗面台の生ごみを素手で片付けることを厭わない、なんともイイ学生たちです。私は、ほんの少しだけ、方向性を指し示してるだけです。

○経済学部3年 佐々木 利晃君(德永ゼミ)のコメント
 今年もまた4月に行われる 恒例の新入生キャンプが終わりました。私たち“キャンプサポーター”は昨年末に大学側からの募集に集まり、1月~3月の約3か月の研修を終えて4月本番のキャンプに取り組みます。キャンプサポーターの役割は新入生とともに一泊二日を過ごし、カレー作りやパフォーマンスナイトなどのさまざまなプログラムを通して新入生どうしの新しい仲を取り持つ“パイプ役”になったり、大学生活への不安を少しでも解消できるように、頼れる先輩として“行動”で示したりしてい ます。かといってサポーター自体が目立つことなく、あくまで“主人公は新入生”という難しい立ち位置にいます。
 はっきり言って研修も含めた期間、アルバイトに時間を割けばお金を稼ぐことも可能で、また春休み期間から活動しているので旅行に行ったりもできると思います。けれど、新入生に感謝されることや、サポーターどうしが学年の壁を越えて団結したり、とても価値あるものを得ることができます。また、真剣に取り組むことで自信が持てたりと、とても有意義な時間を過ごすことが出来ます。私は来年で4回生ですが、また来年の新入生キャンプにも参加したいと思いました。