学長・野風草だより

No.466

No.466 2014年5月28日(水)

新入生特殊講義で先輩たちが語る

 毎年春学期の新入生特殊講義では、先輩たちに来てもらい、後輩にメッセージを送ってもらっています(野風草だよりNo.8596123219244373388)。たくさんの方々とご縁を結べたことに感謝するばかりです。必ずや、後輩たちに先輩の熱い想いは伝わっていると思います。今回は最初に、メンフィス大学に1年間留学していた女子学生に話してもらいました。留学を決意するまでの「あと一歩」の勇気を具体的に語ってもらい、スライドでメンフィス大学での生活を紹介してもらいました。
 5月11日には、私のゼミ3期生で46歳になる木下克三さんに来ていただきました。卒業してから一つの会社に勤め続けながら感じたことなどを、率直に語ってもらいました。「会社が倒産寸前になった時もあきらめずに立ち向かっって行ったのには、感動した」、「転勤はチャンスであるとの考えには、驚いた」などの学生の感想が寄せられていました。下の写真は、1990年の2月に卒業旅行で城崎温泉に行った時のもので、偶然ですが木下君と二人で歩いているのがありました。今から25年も前の姿です。二人とも若かったな・・・

○木下克三さんのコメント
 この度は、母校の新入生達の前で話すという機会を与えて頂き、ありがとうございました。私の長女も4月から大学に通っており、何か娘に向かって話しているような不思議な感覚でした。私はごく普通のサラリーマンですし、皆さんに感動を与えられるような話は何一つ出来ませんでしたが、何か少しでも感じてもらえたならば本当に嬉しく思います。最初は緊張して、皆さんの顔をまともに見る事が出来ませんでした。少し慣れてきて観察してみると、十人十色というか髪型や服装、表情や話の聞き方も、本当に様々だと思いました。それぞれに別々の明るい未来が待っているんだと感じました。皆さんにお会い出来た事を嬉しく思います。偶然何処かで見掛けたら声を掛けて下さいね。徳永学長、本当に有難うございました。

 5月28日には、劇団四季のライオンキングに出演中ですが、忙しい合間をぬって酒井康樹さんに来ていただきました(野風草だよりNo.462)。彼も私のゼミ18期生で、大学を中退しましたが、今も同期生みんなと交わりを続けています。受講生にライオンキングを見たことあるか?と聞くと、意外にも5名ほどの手が挙がりました。聞いてみると、高校時代に学校から演劇鑑賞で見たらしいです。酒井君になぜ大学を中退したかと聞くと、休学の中途半端な状態ではどこかに甘えが出てきてしまった。退路を完全に断ってこれしかないという状態にしないと、周りの人たちがすべてミュージカルに賭けているのに立ち向かえないから。今はアンサンブルだが、メインとはどこが違うのかと質問すると、難しいですが「人間力」、何を歌と踊りで観客に伝えたいのか、ふだんからの生き方という答えが返ってきました。営業担当で一緒に来られた小川仁美さんも含めて、馴染みのセブンでおいしい手作り料理を味わいながら、芸談に話が尽きませんでした。

○酒井康樹さんのコメント
 今回は、学生時代の恩師である德永先生の講義に参加させてもらえるということで、約4年ぶりに大阪経済大学に伺わせていただきました。キャンパスがキレイになり、学生さんたちもオシャレになっているのに驚きました。講義の内容は、今僕が在団している劇団に入団するまでの経緯や入団してからの生活、気持ちの変化などを紹介するというものでした。講義を終えて感じたことは、僕の大変お粗末なスピーチにもかかわらず、熱心に興味を持って聞いてくれる学生が数多く見受けられ、自分の将来とそれぞれしっかり向き合っているように思えました。
 そのような取り組む姿勢を見て、大学を中退した身ではありますが、大学の1先輩として皆さんが夢に少しでも近づくための「あと一歩の勇気」を与えられる存在でありたいと思います。またこのような機会をいただけるなら、今回の反省を生かし、皆さんにわかりやすく講義できるように、対策を練って参ります(笑)。この度は、このような素敵な出会いを与えて下さり、ありがとうございました。