学長・野風草だより

No.472

No.472 2014年6月12日(木)

横浜での世界大学総長会議

 今まで聞いたこともなかった世界大学総長会議の案内が来ましたので、勉強のつもりでパシフィコ横浜へ出かけました。以下は、HPからの会議の紹介です。
 世界大学総長協会(IAUP) は、世界の高等教育機関の総長らによって構成される協会です。会員は、各地域で認可された単科大学・総合大学の総長、学長、副総長のみに限られます。IAUPは1964年に設立され、1965年6月に英国オックスフォードで開かれた初の総会には、21カ国から大学代表者約120人が参加しました。 IAUPは、以下の推進に取り組み続けています。・大学リーダー間の経験共有、協力関係、交流を推進する ・世界の大学リーダーに、豊富な情報に基づく話し合いの場を提供する ・高等教育の世界的ビジョンに貢献する ・教育機関の国際的ミッションを世界的に推進する ・教育指導者の意見が聞き入れられるよう、あらゆる努力を行う ・グローバル社会に対応できる能力を踏まえて、持続可能な能力開発を支援する ・教育を通じて、平和と国際理解を促進する
 IAUPは長年にわたり、参加機関の国際的ミッションの推進と教育の質の向上に寄与し、80カ国以上から約450名の会員が参加する組織に成長しました。

 今回の横浜大会は、1993年の神戸大会以来の日本開催で、「高等教育の未来創造」をテーマに開かれました。11日夕方からのカクテルパーティには、世界中の参加者たちが集まり、墨書による「新」「知」の揮毫、琴の演奏、古典舞踏の舞、鏡開きなどによって、「日本」を演出していました。私は崎田事務局長の通訳で、亡くなったマイケル・アダムス元IAUP会長の奥様とお話ししました。今回「マイケル・アダムス賞」が新たに創設され、高等教育の発展に尽くした団体・個人に贈られることになり、潘基文国連事務総長が最初の受賞者なりました。不覚にもマイケル・アダムス氏の名前は存じ上げませんでしたので、いろいろとご質問をして、アメリカの数学者でとくに高等教育の発展に尽力された方だとわかりました。

 翌日の開会式では、写真のDr.Dabid.M.Malone国連大学学長はじめ多くの挨拶があり、東京オリンピックの招致で有名となった高円宮妃殿下もお出でになられる予定でしたが、残念ながら欠席されました。出井伸之元ソニー社長が「グローバル教育への提言」のテーマで基調講演をされ、そのあと、私は「高等教育機関の役割」と「高等教育における女性の役割」のセッションに参加し、世界の高等教育の状況について学びました。すべてが英語で話されていましたが、同時通訳されるので、私にも内容を理解することが出来ました。グローバル世界へ少し眼が広がった2日間でした。