学長・野風草だより

No.480

No.480 2014年6月25日(水)

新入生特殊講義のサプライズゲスト ジャパネットたかた

 新入生特殊講義では、先輩たちに留学、教職、会社、アート、ボランティアと、異なる「夢」を語っていただきました(野風草だよりNo.462479)。入学してきた新入生の皆さんに、なんでもいから「夢」について考えるきっかけを持ってほしいと思ったからです。大経大の卒業生で一番知られているのは、ジャパネットたかたの高田明社長でしょう。3年前にも講演に来ていただいたことがあり(野風草だよりNo.33)、私も佐世保の会社を訪ねてお会いもしました(野風草だよりNo.258)。ダメ元で、会社の秘書の方にお電話すること数度、お手紙も書いたところ、なんと、まさかのOK!の返事です。学生たちには内緒にしておき、25日、サプライズゲストとして登場していただきました。

 最初、学生さんたちは半信半疑でしたが、スクリーンにジャパネットたかたの通販を映すと、「あっ、やっぱり高田さんや」、「ほんまもんや」、「本当に来てくれたんだ」と、たちまち高田さんのまわりは人だかりとなりました。写真撮ってもいいですかとお聞きすると、笑顔でいくらでもと言っていただき、スマフォで一緒に撮る学生でパニック状態になりました。学歌をみんなで歌った後、いよいよ講演です。学生時代のESSのクラブのこと、友達とマージャン、パチンコで遊んだこと、就職してヨーロッパに数年駐在したこと、故郷の平戸に帰り実家のカメラ屋さんを手伝ったこと、そしてラジオショッピング、テレビショッピングと事業を拡大してきたこと、そして個人情報の流出で苦労したことなどを60分間たっぷり語っていただきました。
 初めの20分くらいは落ち着いた感じで話されていましたが、段々興がのり話の核心に近づくと、テレビでのあの少々ハイトーンの声に変わっていきます。あとで学生が質問していましたが、テレビでも是非とも買ってほしいと言う気持ちが昂じてきて、自然とハイトーンになってしまうのだそうです。この日も学生さんたちに熱く「夢」を語りかけていただいたのだと思います。「夢は自己更新されていくのだ、20代、30代・・・と変わっていっていいんだ。一所懸命に努力していれば、あとで次の夢につながり、必ず報われる」という話に、学生たちの眼は輝いていました。そして楽しい話に笑いが絶えませんでした。

 あとで学生さんたちに感想をかいてもらいました。「夢を持って行動し続ける、夢は変化する」、「格差は、そう思った瞬間、負けだよ、特別な優越感も劣等感も持たずに自然体で」、「出来ていないことを素直に認める勇気が大切だ」、「人と過去は変えられないが、自分と未来は変えられるんじゃないかな」、「成功とは、後悔のない人生を歩むこと」などが、印象に残っていると書いており、高田さんのメッセージは後輩たちに確実に伝わったと思います。
 講演の後、高田さんは同級生の方々と待ち合わせをし、近辺を散策して、あそこにお好焼き屋さんがあって可愛い娘さんがいたな、雀荘の下が寿司屋さんで当時何十円だったとか、学生時代に戻ったような感じで楽しく過ごされたそうです。さらになんと下宿の場所を発見でき、今でも建物は残っており、そこの1階でお仕事をされている方に話を聞くことも出来たそうです。チョーご無理なお願いを快諾していただきましたので、少しほっとしています。高田さん、学生に貴重な「夢」を与えていただき、本当にありがとうございました。