学長・野風草だより

No.483

No.483 2014年7月12日(土)

地域とつながる「だいけいだい教室」、全国に紹介

 昨年から始まった地域の子どもたちを教える「だいけいだい塾」は(野風草だよりNo.407)、今年から「だいけいだい教室」としてさらに充実した活動を展開しています。12日も、1~4年の教職志望の学生が16名集まり、地域の子どもたち30名ほどを教えていました。登録は50名ほどあるそうです。10時から始まって挨拶を交わし合い、2~4人くらいのグループに分かれて勉強をし、学生たちが回りながら指導をしています。5月からほぼ毎週していますので、お互い顔見知りとなりワイワイガヤガヤ楽しくやっていました。11時半から100マス計算で出来上がりのタイムを計ります。そして12時で終わりの挨拶をして、解散です。

 迎えに来られている保護者の方に、子供たちがどんな様子か聞いてみました。「前日の金曜日からわくわくして寝られない。毎週教室を楽しみにしている。ここで新しい友だちも出来たりして、親としても感謝している」、「土曜日でゆっくりしたいという気持ちもあるようだが、来れば楽しくやっているようです。中学校のもやってくれるとうれしい」、「先生が若いので、親しみやすいようだ。怒る時は怒ってくれて、メリハリが効いていていいです」などの感想をいただきました。夏休みには、「だいけいだい夏休みの宿題サポート教室」があり、ただいま募集中のようです。

【小学生対象】 だいけいだい夏休み学習サポート教室

 こうした活動が、全国私立大学教職課程研究連絡協議会が発行する「私立大学の特色ある教職課程事例集」(2014.5)で紹介されました。全国から37大学38件が、カリキュラム改善とその成果、「教職指導」の充実、教職課程センター等運営体制の整備、地域的連携・インターンシップ、ボランティア、大学院修士課程の教職課程・教職特別課程の5項目に分類され、「大学生が教える『わかる!喜び』だいけいだい塾」として、地域的連携で、詳しく紹介されました。2013年9月~2014年3月まで毎回10名以上の子どもたちが出席し、それを上回る学生たちがほぼマンツーマンで指導したようです。学生たちは企画、総務、教材などの係をつくって各自の役割を明確にするとともに、毎月リーダーを交代で選ぶことで、全体を見通す立場に多くの人が立てるように工夫をしています。終了後には毎回ミーティングを行って反省とともに今後の運営を相談し、子供たち一人ひとりの「カルテ」を作って、それぞれの学習状況を詳細にかつ全員で把握できるようにしてたそうです。
 こうした地道な活動が地域の子どもたち、保護者の皆さんにも伝わり、2013年をはるかに上回る2014年の参加数になったのだと思います。学生の皆さん、ありがとう。この経験を活かして、是非とも教員目ざして頑張ってください。教職事務の職員さん、お世話ご苦労様です。