学長・野風草だより

No.484

No.484 2014年7月1日(火)

ますます充実する就職指導

 本学の進路支援センターの多彩な活動が企業の人事担当者から高く評価されているのお伝えしました(野風草だよりNo.475)。同じ調査で、学生側から見た就職支援に対する評価がありました。これは満足度93%で、全国9位でした。ありがたいことです。キャリア教育担当の田村先生、中島先生、そしてご協力いただいている学外の講師の先生方、何よりも進路支援センターのスタッフの皆さま、ありがとう。
 6月27日たまたまD10教室を通りましたら、中でリクルートスーツ姿の学生たちが何やらかしこまっています。入ってみると、夏休みに行くインターンシップのためのビジネスマナーを学んでいるところでした。今年のインターンシップは、約430名が、約200社で行うそうです。本学のインターンシップは長年やってきて、業界でも高く評価されています。事前学習として、講義によって業界研究や民間企業の仕事について、ビジネス文書の書き方などを学び、ビジネスマナーとして礼儀、言葉遣い、電話対応などを細かく学びます。そしてインターンシップが終われば、ふり返りの事後学習も行います。この日は、とくに服装などについてチェックを受けていました。こうして社会人として働くことへの意識を高め、やがて就職活動に取り組んでいくことになります。学生の皆さんの奮闘を期待しています。

○キャリア教育担当の中島美佐穂先生のコメント
 蒸し暑い梅雨空の日、リクルートスーツを着た学生達は壇上を見つめ、真剣に耳を傾けています。まるで会社説明会の風景ですが、実はインターンシップ科目の講義です。夏休みには企業(あるいは団体)での実習が始まります。4月からの講義では、インターンシップの意義や目的を考察し、業界研究の方法、履歴書の書き方、ビジネス文書の書き方などを学んできました。実習前の最終準備として、現在ビジネスマナー講義が開講されています。マナーの先生をお招きし、礼儀作法、言葉遣い、電話の応対など基本的なビジネスマナーを全4回の講義で習得します。多くの先輩から「マナーは実習や就活でとても役立った」という報告が届いており、それを読んだ学生達も、いつもとは違った講義を楽しみにしているようです。
 第1回目はぎこちなかったスーツ姿も、回を重ねる毎に様になってきましたし、声も大きくなり、姿勢が随分綺麗になりました。また、携帯電話で育った世代ですから、固定電話の取り次ぎの練習には苦戦していましたが、少しずつ慣れてきました。「人への思いやり」がマナーの基本。所作を身に付け、思いやりについて考えることで、社会人になっていく自覚が徐々に芽生えているのではないでしょうか。「大経大の学生さんは、言うことを素直に聞き入れて、真面目に取り組んでくださるので、大変やりがいがあります」と先生にも褒めて頂きました。普段は前から学生達を見ている私ですが、ビジネスマナー講義の期間中は一番後ろの席に座り、心の中でエールを送っています。

 7月1日には、J館3階第一会議室で、「ヴァーチャルリクルート」が開催されていましたので、覗いてみました。「ヴァーチャルリクルート」とは架空の会社を設定し、会社説明会、選考そして内定に至るまでのプロセスを現役のキャリアコンサルタントが実演する体験型の就職イベントのこです。参加者は丸一日をかけて、会社説明会、グループディスカッション、筆記試験、面接を受け、実際の就職活動の雰囲気を体験しました。終わりには内定者発表とフィードバックが行われ、その後も個別に質問をするなど、一足早い就職活動に熱心に取り組んでいました。面接の様子を見ていると、本番さながらでこうした経験を積むことが、就職活動にきっとプラスになるのでしょう。実際昨年の例では、このヴァーチャルリクルートを受けた学生の内定率は96.9%で、昨年の全体86.9%より10%も高かったのです。

○就職課のコメント
 3年生は、まだまだ就職活動が出来なくて当たり前です。こういった体験型の就職支援サービスを利用して、多くの失敗をして頂きたいと思っています。ここでの気付きが準備につながり、本番での内定につながっていきます。実際、過去の参加者の内定率は95%を超えています。また、今年は2年生の見学者もいました。就活スケジュールは後ろ倒しになっても、意識は前倒しでO.K.です!就職課はこれからも、もっと利用されるサービスを続けていきます。

○参加者のコメント
 就活への良いスタートが切れました(3年生 男子) 
 慣れない環境で、自分の良い点、悪い点を知ることが出来ま
 した(3年生 女子) 
 こんなに丁寧にダメ出しをしてくれるのは、なかなかない
 (3年生 男子)
 本格的でビックリ!架空の会社だけど内定をもらえて嬉しい
 です(3年生 女子)