学長・野風草だより

No.528

No.528 2014年11月19日(水)

学生たちの活躍で盛り上がる産業セミナー

 本学学生を採用していただいていたり、インターンシップの学生を受け入れていただいている企業の方々をお招きしての産業セミナーが、阪急インターナショナルで開かれました。およそ250社、500名の方においでいただきました。受付から学生たちがにこやかにお迎えします。司会進行は、CBS放送部員が巧みに進めていきます。インターンシップの報告は、池田泉州銀行に行った男子学生とワタベウェデイングに女子学生の2人でした。参加の動機や行って学んだこと、今後の抱負などをじつに堂々と発表してくれました。就職体験報告では、大手旅行会社に決まった4年生の男子学生が発表してくれました。アメリカ留学の経験、ゴルフ部の活動などを交えながら、楽しく就活を語ってくれました。懇親会では、マンドリンクラブの学生たちが、演奏で場を和ませてくれます。会場内の撮影は、写真部です。
 産業セミナーでも学生たちが活躍してくれています。こうした学生たちの生き生きとした姿を見ていただくことが、本学の教育のあり方を実感していただく近道です。参加していただいた企業の皆さまに改めて御礼申し上げるとともに、お世話いただいた学生のみなさん、進路支援センターのみなさんに感謝申し上げます。

 今回の講師は、オーガニックコットンの株式会社アバンティの代表取締役社長、渡邊智恵子さんでした。「今求められるソーシャルビジネス」のテーマで、ビジネスとしてやりながらインドの綿作における過酷な児童労働の社会問題をどう解決していくか、東北大震災・フクシマからの地域復興のために「東北グランマの仕事づくり」、「フクシマオーガニックコットンプロジェクト」などを立ち上げる話などをお聞きしました。近江商人の「売り手良し」「買い手良し」「「世間良し」の三方良しの経営哲学に、「作り手良し」を加えた四方良しのビジネスを息長く続けることが最も重要であると強調されました。
 新しいビジネスのあり方を学ぶとともに、同年齢ながらアクティヴな活動する姿に感動しました。いつか、フクシマの綿畑にもお手伝いに行ってみたいと思います。産業セミナーの記念品は、東北グランマの女性たちが作った、はてにゃん。の刺繍入りのタオルハンカチと、幸せ御守でした。早速愛用しています。渡邊さん、素敵なお話、ありがとうございました。

○株式会社福井製作所社長の福井洋様のコメント
 先日は貴校産業セミナーと懇親会に参加させて頂き、誠にありがとうございました。徳永学長様のミッションステートメントのお話は貴校の進む方向性が明確に伝わり、貴校に対する信頼がさらに増しました。強みである少人数教育を軸に、「ゼミ、マナー、就職の大経大」を打ち出し、学生と教職員同士がよりつながることで人間力を向上させることが、ひいては学生一人一人の主体性、自発性を高めることにつながると確信を持たれています。また受付、司会、演奏に至るまで全て貴校学生が担当され、大学が積極的に学生へ主体的に動く場を提供していることが印象的でした。
 安全弁をモノづくりしている海外売上比率8割の弊社にとっても日々海外のお客様に向かいあう中で、主体的な行動が求められており、貴校の取り組みに共感しております。今後貴校の益々のご発展を祈念いたします。

○共和産業人事課長の田中大裕様のコメント
 貴校の産業セミナーと懇親会に参加させて頂き感じたこと、事業を遂行するにあたりヒト・モノ・カネ・情報の4要素だけではなく『ココロ』を加えた5要素であると今一度改めて確信した次第です。
 インターンシップ実習報告では、意図・目的・経過・達成した点を簡潔に熱心に、かつ「物怖じせず」プレゼンテーションして頂いたことには驚くばかりで、これも「ZEMI-1グランプリ」効果でしょうか。
 また就職活動体験談の発表者は、貴校の実施されている学内説明会に参加した際にブースに来た学生であり、やはり「印象良い学生の方を採用側も必ず覚えている」という原則を今一度確認した次第です。
 基調講演では、株式会社アバンティ 代表取締役 渡邊千惠子様から、綿花栽培における農薬使用量が巨大である問題、児童労働問題を知らない自分を恥じると同時に、東日本大震災での雇用創出事業「東北グランマの仕事づくり」や「わくわくのびのびえこども塾」での取り組みなどハード面だけではなくソフト面での人とのかかわり方の難しさ偉大さを今一度教えて頂きました。何よりも『売り手・買い手・世間』の三方よし、プラス作り手よしの「四方よし」を早速仕事につなげて行こうと感じた次第です。