学長・野風草だより

No.534

No.534 2014年11月3日(月)

はっちゃかめっちゃか、德永ゼミ

 ゼミでの学生たちとの交流は、楽しいものです。卒論がメチャキビシイという風評にもめげず、毎年応募してくれており、ありがたいことです。今年の2年生は、経済学部の方針で人数制限がありましたので、男子8名、女子7名という今までにない構成となりました。これまで20名、30名という大所帯でやっていましたので、随分と雰囲気が違います。名前も全員すぐに覚えました。4年生には今でも間違えると、よく怒られるんですよね。まずは、本川達雄『生物学的文明論』(新潮新書 2011)を読んでいます。

○2年生の中島美知さんのコメント
 德永ゼミは、真面目で楽しいゼミです。ゼミに入ってすぐに顔合わせのコンパがありました。話したことのない人と話して仲良くなったり、先生と少し深い話をしたりして、楽しかったし、これから2年半を一緒に過ごすみんなのことを知るいい経験になりました。それからボーリング大会がありました。チームに別れて、先生がカンパしてくれた賞金を争って対決しました。それぞれのチームみんなが協力して頑張っていて、とても大盛り上がりでした。コンパに続いて、より友好を深めたボーリング大会だったと思います。
 これからゼミ合宿に行ったり、ゼミの先輩方との忘年会にも参加させていただけるそうです。また、ゼミの卒業生の方々とお話しする機会もあるそうです。ゼミ1グランプリで出場した先輩のプレゼンテーションを見せていただく機会もあって、とても参考になりました。このように、先輩や卒業生とのつながりもあって、真面目に取り組めるゼミでもあり、みんなで楽しく過ごせるゼミでもあると思います。これからがとても楽しみです。

 3年生は、広井良典『人口減少社会という希望』(朝日新聞出版 2013)を読んでから、卒業論文の報告に取り組んでもらいました。「職人に聞く日本文化の神髄と地域社会の振興」のテーマで、地元の職人から聞き取り調査をしたり、癒しの空間となっている社寺をフィールドワークしてもらいました。そして、秋学期の最初のゼミで、全員(に近く)報告し、ゼミ生たち自身が3.2.1点で、私は5.4.3点で投票し、上位者が自動的にゼミ1に出場することになり、4名とも女子学生でした。私のゼミでは第1回からグループではやらず、すべて1人でやるので大変だったかと思いますが、よく頑張ってくれました。ご苦労様でした。学生たちの成長を実感することが出来ました。さらには、男子学生たちが出場したゼミ生4人に手製の賞状を贈ってくれました。こうした気遣いが出来ることも、うれしかったです。

○3年生の村田晶紀さんのコメント
 初めは、出る気すらなかったゼミ1グランプリ。強制的に出場が決まり、最初は恥ずかしくない程度にしていたら良いだろうと軽い気持ちでした。しかし、実際にフィールドワークに行き、色々な人のお話を伺う中で、この気持ちを伝えたい!という思いがすごく大きくなっていました。気付いた時には伝えたいことがありすぎて、10分ではおさまらない状態になっていました。頭の中はゼミワンのことばかり、寝ている間もバイト中も何をしてても呪文のように流れてくるセリフ。ここまで夢中になれたのは、指導してくださった先生、協力してくださった地域の方、応援してくれた友達や家族がいたからだと改めて感じます。周りの人たちがいてこその自分、支えがあってこその自分、感謝の気持ちというものを1番感じられた時間でした。周りの全ての方に感謝です。ありがとうございました。
 テーマ:注染に見る伝統と革新―堺に根付く職人の技―

○3年生の大出早紀さんのコメント
 一人で準備から発表まで行うことは、想像以上に大変でした。また不安もあり、途中で逃げたくもなりました。しかし、先生はじめ、フィールドワークをさせていただいた職人さん、同じようにゼミ1に取り組んでいるゼミの仲間に支えられて、最後までやり切ることが出来ました。ゼミ1に挑戦したことで、自己成長することが出来たと感じます。
 テーマ:古き良き日本文化を新世代へ―富田林市寺内町の綿布団―


○3年生の小田彩乃さんのコメント
 取材から発表まで一人でする事は初めてで、責任も非常に大きく、大変緊張しました。けれども、全て一人で努力することで自信がつき、その達成感は素晴らしいものでした。自分の欠点を見直すとともに、今後に生かしていこうと、とても前向きな気持ちになりました。ゼミ1は自分自身が成長できる素晴らしい場所だと感じました。
 テーマ:21世紀の地球倫理―久米田寺と池によるスピリチュアリティ―
 
○3年生の多田彩華さんのコメント
 ゼミ1に出場したことは、大学生活でよい機会になりました。ふだん人前で話すことやプレゼンの機会はないからです。また一人で発表するので、準備などは大変でしたが、先生やゼミの他の出場者にも助けてもらい、満足のいく発表が出来ました。約10分間、人前で話したことは将来にも良い経験になったと思います。このような機会があって、本当に良かったです。
 テーマ:里の思想が未来を拓く―鎮守の森のこれから―

 4年生は、就職活動で大忙しでしたが、希望する学生はほぼ内定をいただくことが出来ました。まだ未定の学生にも最後まであきらめたらあかんよと、ハッパをかけています。現在卒論の執筆に取り組んでおり、提出の度に真っ赤に訂正して、大学生活最後の思い出となるように完成をめざしています。学園祭には、例年のごとく、屋台「德ちゃん亭」を出しました。いろいろと相談した結果、今年は揚げ餃子です。今年のユニフォームは橙色で、派手かなと思ったけど、かえって目立って良かったようです。全員が協力して3日間やったおかげで、けっこう儲かったようです。12月に入って2、3年生の有志も募り、2、3、4年生の合同忘年会で、全部使い切りました。「全員卒業・全員就職」を目ざして、最後まで大経大での学生生活を充実させてください。



○4年生「德ちゃん亭」大将の石原 敬大君のコメント
 今年、私が学園祭で徳永ゼミ代表を務めさせて頂きましたが、実は当初、立候補したのではなく、言い方が悪いかもしれませんが、「他にやる人がいないから」ということで代表として、屋台をやらせて頂きました。(笑)良くも悪くも元々、ワイワイみんなで群れるようなゼミではないため、「屋台の成功」という一つの目標に向けて、皆をまとめられるかどうか不安でした。しかし、いざ声をかけ、準備⇒当日となると、普段では見せないような団結力を見せ、普段のゼミにはあまり出席していないメンバーも準備・当日共に参加する程でした。
 結果的に、屋台は大成功を収めましたが、それよりも、ゼミが1つになれたことに私はとても嬉しく感じました。代表とか偉そうに言いながらも、ゼミのメンバーには多く助けられ、このメンバーだからこその屋台の成功だと確信しています。ゼミのメンバー以外の方にも道具や食材の面でお世話になり、感謝してもしきれません。大学4回生での、たった3日間の学園祭でしたが、私にとって大学生活1番の思い出になることは間違いありません。

野風草会にて

 11月3日のホームカミングデーでは、第6回の野風草会を開きました。今年の3月の卒業生で25期となり、548名にものぼります。24期生までで518名おり、年賀状のやり取りで連絡が出来ているのが362名で約70%、実際に返事が来るのは177名で34%です。この日は10名の卒業生が集まってくれました。ありがたいことです。3期生(1989年度卒業)が2名、4期生が3名、5期生が1名、10期生(1998年度)1名は子供連れで、16期生の女子は2名でしたが誘い合わせて来てくれました。偶然にも2名とも川西市に住んでおり、連絡を取り合っているそうです。19期生(2007年度)は1名でした。
 一番上は50歳にもなり、現役の学生とは30歳近くも離れていることになります。親子の関係ですよね。大学で1次会をした後は、いつものセブンで2次会を賑やかに過ごしました。大学に、そして水曜日の夜はセブンに顔を出してください。卒業生の皆さんのご活躍をお祈りいたします。

○ゼミ16期生(2004年度)の長尾(旧姓春増)めぐみさんのコメント
 11月3日に行われた、ホームカミングデーに出席させて頂きました。約10年ぶりに訪れたキャンパスに戸惑いました。私が在学中からキャンパスの改装工事が始まっていました。しかしあまりの変わり様に記憶を辿ることができなかったのです。記憶のパズルを埋めれなくて、懐かしさは全くありませんでした。それでも綺麗なキャンパスに心踊りました。
 徳永ゼミのミニ同窓会では、変わらない先生の豪快さに触れ心が和みました。楽しい時間は、卒業生から在学生に一言を送ることで終わりました。諸先輩方等の話を聞き、私の気持ちを述べながら感じたことがあります。始めは在学生の若さに色々な可能性を羨みましたが、私の人生もまだまだこれからなんだということです。両親を始め今まで出会った人々に、どんな恩返しができるかわかりません。ただそのための本当の入口へ、ぽんと背中を押してもらった気がします。


○ゼミ16期生(2004年度)の渡辺(旧姓上村)弥生さんのコメント
 ゼミの同窓会で卒業して約10年振りに大学を訪れました。校舎が様変わりしていて、思い出との相違に戸惑いが多かったです。年明けには私も母親となります。月日のたつ早さを改めて実感しました。しかし、久し振りにお会いした先生はお変わりなく、また私のことを覚えていてくださって、懐かしく、うれしく思いました。落ち着いたら、また大学を訪ね、ゆっくり見て歩きたいと思います。これからも、先生、大学ともに輝かしく躍進されることをお祈り申し上げます。