学長・野風草だより

No.542

No.542 2014年12月20日(土)

経済学部上宮先生の3大学合同ゼミ

 この日は忙しかった。午前中に奨学論文の表彰式があり、昼から女子学生のための就職ガイダンスがありました(野風草だよりNo.541)。合間に経済学部の上宮先生がやられている釧路公立大学、島根県立大学との3大学合同ゼミに顔を出しました。研究分野は違っても同じ大学院の出身ということで、3年目になるらしいです。ゼミ活動の成果をこうして他大学の学生さんと交流するのは素晴らしいことですね。他大学のゼミのテーマは地域に密着したもので、上宮ゼミは行動経済学のテーマで報告されていました。私も歓迎の挨拶をさせていただきました。「ゼミの大経大」として、こうしたゼミ活動がさらに活発になることを願っています。3先生とゼミの皆さん、ご苦労様でした。

○釧路公立大学 下山 朗先生のコメント
 合同ゼミを始めて3年になりますが,毎年「学生の性質の違い」を体験でき,非常にうれしく思います。釧路の学生は「地方出身」の「地方大学在住」であるため都会に対するあこがれやら,ややもすると奥手になる部分も多く見られます。一方,都会の学生と接することによって,ぎゃふんとへこたれる部分もあるけれども,地方だからこそ,(課題の)最先端を知ることができる,現場の課題を肌から感じることができる優位性もひょっとしたらわかってくれたのではないか?と期待しています。これからも,良い意味で異文化交流を続け,教育成長していってもらいたいと考えています。

○島根県立大学 西藤 真一先生のコメント
 本年度は大阪経済大学で開催させていただき,大変お世話になりました。毎年,この合同ゼミは楽しみにしております。実は他大学とは異なり,本学の場合は大学周辺に他大学が存在しないので,他大学の学生がどれほどの実力を持っているのか,卒業するまで知らない状況です。こうした合同ゼミを開催することで,「世の中にはすごい学生がいるんだな」ということを感じてくれるだけでも大きな意義があると思っています。やはり,憧れる対象を持たないと成長できない。取り組むまでは億劫でも,取り組むときも大変でも,終えてみれば,自分でも「少しだけ成長したかな」と感じてくれている。こんな毎年です。 これからも変わらず,こうした行事は取り組んでいきたいと思います。

○大阪経済大学 上宮 智之先生のコメント
 専門は違えども,大学院時代に共に研究に励んだ仲間と合同ゼミを開催して今回で3回目。過去2回の経験を活かして,なんとか形になってきたのではないかと感じる今回の合同ゼミでした。合同ゼミでの発表機会がなければ知り得なかった知識,習得できなかった手法もあります。研究発表準備はしんどかったと思いますが,その分,自分たちの成長を実感できたのではないでしょうか。各ゼミの問題意識や研究手法は自分のゼミとは異なるもので,教員にとっても驚きの連続でした。合同ゼミは,学生さんたちの成長の場であると同時に,教員にとってもそれぞれのゼミの良いところを学ぶ絶好の機会です。今後も引き続き合同ゼミの機会を設け,学生とともに教員も成長していきたいと考えています。