学長・野風草だより

No.545

No.545 2014年12月6日(土)

道を究める剣道部・茶道部・弓道部

 11月16日は、難波の大阪府立体育館へ全国大会に出場する剣道部の応援に参りました(野風草だよりNo.508)。相手は国際武道大学、名前からしても強うそうで、全然あかんやろなと思っていましたが、先鋒からけっこういい試合をしていきます。先に1本も取れます。大将戦は、私のゼミ生の藤野君。最初に見事に抜き胴を決めてくれました。しかし地力に勝る相手が0対6(一人引き分け)で勝ちました。しかし、応援してて絶対に勝てないことはない相手だと思いました。剣道の奥儀を究めるべく更なる研鑚を期待しています。会場で11月の社会人を含めた全国大会で史上最年少で優勝した筑波大学の竹ノ内佑也さんの試合を見ることが出来ましたが、静から動へ一瞬の間にメンを決める美しい姿が印象に残りました。


 11月30日には、西宮広田山荘での茶道部・和経会の秋季単独茶会へ参りました。1965年に大阪の太融寺で始まり、今回でちょうど50回の記念茶会です。私は一昨年からお招きをいただき(野風草だよりNo.303443)、作法を間違えても別にいいんです、楽しんでいただければと言われますが、やはり緊張します。和服の着物や袴で正装した部員さんたちにお茶を点てていただき、見よう見まねで服しています。41名の部員たちの立居振舞を見てると、日本文化がこうして継承されていくのだと感慨一入です。同じ芸術クラブの仲間や先輩たちもたくさん来ていました。

 床の間の掛け軸は、裏千家の現家元である第16世千宗室(座忘斎)の筆による「無一物中無盡蔵」です。今回、50回記念ということでお願いしたところ、揮毫していただいたとのことでした。宝ものですね。そして、釜は五郎左衛門作の撫肩衝、茶杓は前家元の鵬雲斎大宗匠作の銘「古今の友」と逸品ぞろいです。眼福でした。

 茶道部の指導は、中島宗里先生がされています。お母様の故・中島宗玉先生より50年間ずっとご指導いただいています。ありがとうございます。記念パンフには、「茶会によせて」に次のように記されています。「母から引き継ぎました大経大茶道部和経会。学生達、又OBの方々に支えられ、何とか今日まで無事に続けて来られたと思っております。おめだるい点も、多々あるかと思いますが、どうぞお許し下さいませ。そして、50年を機に、初心に戻り茶の心を大切に、生徒達と二人三脚でこの道を精進して参りたいと思っております。どうか、これからもご支援下さいます様よろしくお願いいたします。」

 12月6日には、新大阪のホテルへ弓道部の納会に参りました。今年は弓道場の開設(野風草だよりNo.448)、女子の全国優勝(野風草だよりNo.477)、男女の全国大会出場(野風草No.496)と、大活躍の1年でしたね。佐藤建治監督はじめOB・OGの皆さん、現役部員が多数集まり、賑やかにひと時を過ごしました。部員一人ひとりが紹介されて1年の反省と来年への決意を述べ、卒業する4年生は4年間の思い出や感謝の言葉を涙ながらに語っていました。男子のコーチも東京から大阪に帰ってこられて、今後の活躍が楽しみです。
 剣、茶、弓と違いはあっても「道」は一つです。皆さんの今後の研鑚をお祈りいたします。私も皆さんに負けないように「学」の道をさらに精進したいと思います。