学長・野風草だより

No.568

No.568 2015年3月12日(木)

きさんじ塾のお別れ会

 きさんじ塾では、卒業する学生の皆さんのために、お別れ会を開いていました。本学の学生3名、京都女子大の学生2名に、記念品が渡されていました。本当にご苦労様でした。地域の人たちとの交流経験が、きっと今後の人生にも活きてくることと思います。こうした地域との連携活動は、大経大の誇るべき活動です。長年にわたりご指導いただいている中尾先生、最近加わっていただいている江藤先生はじめ、きさんじ塾の皆さまに改めて感謝申し上げます。最後にヴィオリラという大正琴をもとに開発された弦楽器の演奏があったのですが、残念ながら聞けませんでした。

 卒業する学生さんには、塾生の皆さんの送る言葉が色紙に書かれていました。一人ひとりへの心のこもったメッセージで、読ましてもらって、本当にすばらしい関係だなと思いました。こうした積み重ねが、地域から愛される大経大を作っていくのだと思います。現役の学生さんたちもたくさん参加していました。先輩たちに負けないように、これからの活躍を期待します。

○京都女子大学・家政学部・食物栄養学科4回生の松本楓子さんのコメント
 私は大阪経済大学で東淀川区と共催で行われている健康教室のきさんじ塾に参加し、研究をさせていただきました。研究内容は、運動前後の唾液を採取し、運動による免疫力やストレスへの影響をみるというものです。大阪経済大学人間科学部の皆さまと一緒にさせていただいているこの研究は、私で5年目となります。研究成果としましては、運動に加えてストレッチをすることで口腔内の局所免疫力が一過性に向上することや、ストレスが軽減することがわかってきました。きさんじ塾では、運動前後に十分にストレッチを行うプログラムを実施していますが、このことが高齢者の健康維持に効果があるのではないかと考えており、科学的に証明することを試みています。
 研究には、きさんじ塾に参加されている地域の方々も学生ボランティアの方々も、快くご協力くださり、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。また、きさんじ塾は誰でも気楽に運動ができるようなアットホームな雰囲気があり、毎週楽しく参加させていただきました。そして、地域の方々も、運動だけでなく、学生の方々と本当に楽しそうにお話されていたり、楽しいよと笑顔で言ってくださる様子を見ていると、このような活動の素晴らしさを感じると同時に、この活動が実際に地域の方々の健康維持に役立っているということを科学的な面からさらに探求していきたいという気持ちが強くなりました。大阪経済大学の皆さまをはじめ、きさんじ塾の皆さま、本当にありがとうございました。