学長・野風草だより

No.619

No.619 2015年7月6日(月)

大学間交流で上海訪問

 上海対外経貿大学との学生交換協定の調印のために、閻立国際交流委員長、崎田事務局長、石原国際交流課長とともに、上海を訪れました。この5月には孫学長らが来られていますし(野風草だよりNo.581)、2011年6月には上海へ大学を訪ねたこともあります(野風草だよりNo.101)。調印式には、 Haiming Sun (孫 海鳴)– President、 Qing Nie (聂清)– Vice President、 Jingyu Jin (金 鏡玉)– Head of Japanese Department、 Nannan Zou (鄒 囡囡)– Director、 Lingjie Dai (戴 凌婕)らが出席されました。今後の交流の仕方などについて率直な意見交換をしました。今まで北京や大連などの大学と交流をしてきましたが、南部の上海との交流は両校の学生たちにとって有意義なものなると思います。

 夕食は、上海料理をいただきながら親睦を深めました。今まで中華料理では四川、広東、北京というのは知っていましたが、上海料理というの「上海蟹」くらいしか馴染みがありませんでした。魚、肉といろいろあり、味付けはやや甘口でしょうか。お酒は孫学長がアルコール度40%の超高級な紹興酒を用意して下さり、杯を重ねました。私はかつてのようには飲めなくなってきていたので、その代わりに石原さんが相手からの献杯を受けてくれました。写真を見ればわかりますが、中国側の男性は孫学長のみで、他はすべて女性です。中国では女性進出が目覚ましいのでと、孫学長は笑っておられました。

 翌日は、上海市内をゆっくりと見学しました。地下鉄はとても便利ですし、上海の街並みは、とても綺麗になっていました。そして何より人、人、人の波でマンパワーを実感させられます。旧租界地の西洋風建物は、今もなお偉容を誇っています。私達はそのうちの一つである「和平賓館」に入りました。お目当ては、ジャズの生演奏です。「上海バンスキング」を味わいたいと思いました。ジャズマンはお年寄りばかりで、ゆっくりしたテンポでスタンダードナンバーを演奏していました。まあ、気分は味わえたかな?

 夕方は上海在住の卒業生2人と食事をしました。一人は日本語学校で教師として教えており、もう一人は上海で起業して成功をおさめています。2011年の前回はもっとたくさんの卒業生がいましたが、上海支店が縮小されたり、帰国しても代わりの人が来ないなどで、駐在員が減っているそうです。日本のビールを飲みながら、話が弾みます。現在の上海事情、各大学の様子など、上海にいないとわからない状況を詳しく教えていただきました。

 最終日は、復旦大学経済学院を訪ね、 馮瑋 – 歴史学系教授、 李丹 – 副教授・院長助理、 高笑梅 – 国際金融系講師らと懇談しました。かつては学術交流など盛んに行われていましたが、最近はやや寂しくなってきています。とくに本学の2つの研究所を中心として、学術交流を深めていこうという話になりました。復旦大学はとてつもなく大きく、経済学院に辿り着くのも大変です。昼食を共にしましたが、キャンパス内のホテルのレストランでした。