学長・野風草だより

No.712

No.712 2016年6月17日(金)

10回目を迎えたビブリオ・バトル

 2011年より図書館が開催してきたビブリオ・バトルが、10回目を迎えました(野風草だよりNo.131238287390614)。D館2階のICカフェで、5人のバトラーが熱戦を繰り広げました。私も本好きなので、顔を出して、5人の発表を聞いて投票をしました。発表順に、 経営学部3年の満田翔太郎君は盛 香織 著『英語で表現する大学生活 入学から卒論まで』、経済学部3年の荻原 渉君は薬丸 岳 著『A君ではない君と』、経済学部1年の久我陽介君は小西利行 著『すごいメモ 仕事のスピード・質が劇的に上がる』、経営学部3年の堀 幸宜君は青山繁晴 著『ぼくらの祖国』、経営学部1年の藤岡拓夢君はスタンレー・ミルグラム 著、山形浩生 訳『服従の心理 アイヒマン実験』でした。

 1年生が2人、初出場が3人でした。私は知らない本ばかりでしたが、皆さんいい発表で、読んでみたいなという気にさせてくれました。運営していく学生スタッフは、司会、タイムキーパーなど役割をきちんとこなしていて、立派でした。チャンプには、投票の結果、1年生の久我君が選ばれました。おめでとうございます。今後とも、本好きのこうした集まりが続くことを願っています。図書館の皆さま、お世話ご苦労様でした。撮影をしてくれていた映画研究会の皆さん、ありがとう。

 私も大の本好きで専門書はもちろんですが、小説も読み漁っています。京都市の図書館で借りていますが、人気本は500、600の予約があり、読むまでに半年待つこともあります。この頃歳のせいでしょうか、読み始めてあれっ?これ読んだことあるぞ、という既読感に襲われます。それで3年前より簡単な読書メモを書いて、☆印の評価1~5をつけています。2015年で☆☆☆☆☆の5つ星は、東野圭吾『祈りの幕が下りる時』、綾辻行人『時計館の殺人』、木内昇『漂砂のうたう』、月村了衛『土漠の花』、佐々木譲『代官山コールドケース』、澤田瞳子『若冲』、高田郁『蓮花の契り』、上橋菜穂子『狐笛のかなた』の8冊でした。2016年前半は、木内昇『よこまち余話』、宮下奈都『羊と鋼の森』、上橋菜穂子『獣の奏者』シリーズ、相場英雄『ガラパゴス』、柚月裕子『孤狼の血』、門井慶喜『家康、江戸を建てる』でした。私がバトラーになれば、一押しは『獣の奏者』です。

○ビブリオバトルの司会をした経済学部3年の足立 実さんのコメント
 これが司会者初挑戦でした。終えてすぐの心は悔しさがいっぱいで、「もっと準備をすべきだった」そんなしこりが今もあります。楽しさは少しでした。しかし、その楽しさの存在感は大きく、ビブリオバトルは楽しい思い出となっています。

○バトラーで発表した経済学部3年の荻原 渉さんのコメント
 また参加させていただきました。優勝できなかったのは残念ですが、自分ができる限りのことはできたと思うので、満足しています。

○バトラーで発表した経営学部2年の満田 翔太郎さんのコメント
 今回のビブリオバトルは、人に興味を持ってもらおうと言うテーマを持って参加したのだが、他のバトラーの方々はそれ以上に他人を惹きつける本ばかりだった。悔しいのでまた挑戦してみたいと思う。さらに、もっともっと沢山の本を読んで、様々な価値観に触れて、自分で表現する力を身につけて行きたい。