学長・野風草だより

No.767

No.767 2017年2月9日(木)

ゼミは楽しからずや

 私の4年生ゼミ生たちも、間もなく卒業を迎えます。2年半、長いようで短いようで、あっという間でした。右の写真は、ハードカバーで製本した卒論集に付けたこの2年半の活動の写真です。いろいろと遊び、そして無事に卒論も書き上げてくれました。

 最後にみんなで卒業旅行をしようと相談しました。まずは私の日程を優先してねということで、2月上旬が決まりました。海外旅行で中国か韓国へ行こうと相談が始まり、うーーん2月は厳寒だから、暖かい国内にしようとなりました。バスを貸し切って、四国を回り、私の故郷の道後温泉に泊まろうと衆議一決しました。ところが、お金がない、内定先の研修などが入ってきそうなどなどで、雲行きが怪しくなってきました。そしてなんと最終、近場の和歌山の加太淡嶋温泉の休暇村に行くことになりました。

 行きも帰りも、写真のような南海電車加太線の「めでたいでんしゃ」に乗ることが出来ました。なんか、いいことがありそうで、思い出を作ることが出来ました。温泉に浸かり、鯛やクエ鍋を食べて、ゆっくりとくつろぐことができました。いよいよ、4月からは社会人です。体に気を付けて、頑張ってください。2年半、一緒に遊び勉強できて楽しかったです。ありがとう。

 3年生ゼミは、私の誕生日に研究室で、たこ焼きパーティーでお祝いしてくれました。私はたこ焼きパーティーをするのは初めてだったのですが、さすが「大阪」、学生たちが段取りをつけて、美味しいたこ焼きを食べることが出来ました。あれやこれやトッピングして、様々な味を楽しみました。ありがとう。昨年10月のゼミIでの研究発表は、この3年生から初めて個人ではなく4人グループを作って発表しましたね。きっと皆さんは、自分でも気づかないくらい成長して実力をつけたと確信します。これから、いよいよ就活です。頑張ってください。

 3年生は、よく近くの居酒屋セブンで、ゼミが終わった水曜日の6時から飲んでいます。卒業生がひょいと寄ってくれることもあります。私は芋焼酎「黒霧島」をウィルキンソンの炭酸で割るのを定番にしているのですが、この頃ススメ上手の学生がいて日本酒を飲むことも増えました。
 セブンが店を始めた57年前から来ている卒業生に連れられて、セブンで初めて飲んだのは2003年4月のこと。もう14年近くがたちました。ゼミがある時には、ゼミ生が来ない時でも毎週必ず飲んでます。こうして若い学生さんたちとワイワイガヤガヤ飲めるのは楽しいことです。酒を飲むとけっこう本音が出て、お説教くさくなるようです。以前は上新庄11:53発の最終で京都河原町まで帰ることが度々でしたが、この数年は「シンデレラ」で日を越さないように気を付けています???

 2年生ゼミは、やっと秋学期が終わり、半年間で仲良くなるのを目標にしていました。淀川河川敷でのBBQ。淡路ラウンドワンでボーリング。ポッキーの日には、みんなでいろんなポッキーの味を楽しみました。研究室でのたこ焼きパーティーもやりました。私の誕生日には、近くの店からケーキを買ってきてくれて、お祝いをしてくれました。ありがとう。初めて老眼鏡をかけたので、メガネポーズをしています。それでもちゃんと本川達雄の『生物学的文明論』(新潮新書)を読み通しましたね。グループワークをとり入れて、お互いに議論をするようにしました。

 私の2年生ゼミの定番である城崎温泉への旅行では、丹波焼で自作のカップやお椀などを作り、昼は丹波牛を賞味し、城崎の外湯めぐりで疲れを癒しました。宿ではカニ、カニ、カニのカニ三昧でした。翌日は出石でそば打ちを体験して、自分たちで打った太さいろいろの蕎麦を食べました。貸切バスの車中では、私が賞品を提供してビンゴゲームで盛り上がりました。


 忙しいのによく学長しながらゼミをやりますねと、言われます。私にとって学生たちとつきあうのは、とても楽しいことです。今の若い人たちのセンス、考え方は、学生たちと真剣に学び、楽しく遊んでみないとわかりません。学長は7年目となりますが、もしゼミをしていなかったら、私の大経大生のイメージは、7年前でストップすることになるでしょう。学長で忙しいので、研究室などでゆっくり話せないのは、申し訳ないです。私は「ゼミの大経大」を言ってきましたが、学生たちと真剣に向き合い、楽しくつながってこそ、若い感性と共振、共響することができるのではないでしょうか。そして何よりも、私自身が研究において何とかオリジナリティを出そうと悩み楽しんでいなければ、学生たちは私を見切ってしまうことでしょう。