学長・野風草だより

No.776

No.776 2017年2月25日(土)

入学前交流会で希望を膨らます

 昨年に引き続き(野風草だよりNo.664)、入学予定の高校3年生に対し、入学前教育である「新入生サポートプログラム~入学予定者との交流会~」を行いました。昨年はAO入試や指定校推薦などが対象でしたが、今回はさらに公募推薦入試での入学予定者まで広げて行われました。2月18日には経済学部と人間科学部で123名の参加があり、在学生のサポーターは49名、25日には経営学部と情報社会学部で182名の参加があり、在学生スタッフは51名でした。10時から16時まで昼食をはさんで、一日みっちりです。
 内容は、先輩となる在学生約50名がファシリテーターをつとめ、堅苦しくない雰囲気の中で、大学の面白さやパワーを感じてもらい、入学前の不安を解消するプログラムです。
 当日は、「似顔絵名刺」で自己紹介、先輩学生による紙芝居で大学生活を具体的にイメージする「先輩体験記」、自分の興味・関心、転機を振り返り自己理解を促進する「5つ星未来シート」、お互いに共通点を発見し仲間を作る「友達づくり交流会」、大学生活での目標を仲間の前で宣言する「一番星目標」などをグループワークとして行いました。終了後のアンケートを見ますと、「入学前の不安や疑問は解消されましたか?」の質問に対して、「とてもあてはまる」「あてはまる」合計で両日合わせて92.7%、「友達づくりのきっかけはできましたか?」の質問に対して92.0%、「先輩の話は参考になりましたか?」は99.0%、「紙芝居「先輩体験記」を見て学生生活がイメージできましたか?」は、96.4%でした。先輩たちとの交流を通じて、新入生の不安もかなり解消されたのではないでしょうか。
 そして何よりうれしかったのは、在学生のサポーターたちの活躍です。各回50名ほどが全体の進行、各チームでのサポート、そして和気藹々と話し合っている姿を見ていると、「つながる力。No.1」というのを実感します。皆さんの力が大経大を変えていきます。そして、活躍する姿や言葉が、後輩たちへのすばらしいメッセージとなっていきます。皆さん、ありがとう。また、こうした企画を裏から支えてくれている教務部の職員の皆さん、進研アドの皆さまにも、心から御礼申し上げます。

 私からの次のようなメッセージを贈りました。大学を代表して、皆さんを心から歓迎します。今日は参加してくれてありがとう。入学を前にしていろいろと不安があると思います。友達が出来るかな?勉強ついていけるかな?クラブやサークルはしたほうがええんやろか?今日は、そんな不安を在学生の先輩たちとグループワークをしながら、率直に話し合ってみてください。楽しいことばかりではありません。しんどいこともあるでしょう。そんな時、学内で先輩を見つけたら相談してみてください。一人「ぼっち」ではありません。
 大学の勉強は、これまでの必ず正解があるマークシート方式ではありません。正解がなければ、A・B・C・Dではなく、正解がないというEをマークする世界です。さらには自分で問題を発見して、自分なりの答えを探すのです。自分探しの旅かもしれません。これからの4年間で、講義、ゼミ、クラブやサークルなどの課外活動、アルバイトなど、様々な経験をふまえながら、こんなふうに生きたいなという「志」のきっかけをつかんでください。
 あと1か月ほど、最後の高校生活、エンジョイしてください。ブラブラしてる人は、アニメ映画「君の名は。」はもう見たでしょうから、「この世界の片隅に」(野風草だよりNo.775)でも見に行くのはどうでしょうかね。

○経営学部4年生の中田 賢祥君のコメント
 今回の交流会では、前回の第1回目で高校生として参加してくれた新1年生がたくさん協力してくれるなど、前回の交流会がとても良いものであった事がわかりました。また新たに新学年が加わり、総勢約70人の大学生が一丸となって、前回よりもさらに良い交流会にしようと協力し合っている姿を見た時はとても感慨深いものでした。こうしてこの新入生交流会は、来年以降も回を重ねる毎により良いものになっていくと確信しました。
 また交流会において私たちの役割は、高校生のサポートをする事ですが、それと並行して自分自身も学び、成長させてもらえている事に気づきました。その場その場の状況に応じて柔軟に対応する事はもちろん、サポーター同士の協力がどれほど心強いものであるかを知りました。そして高校生に自分の経験を基にした4年間の良い大学生活の過ごし方を薦めるにあたって、自分は残りの大学生活をどのようにして悔いのない日々にしていくかという事を思い返させて頂きました。
 学生達だけでイベントを運営させてもらえ、高校生も自分達も成長する事ができる新入生交流会に携わらせて頂けた事、大変光栄に思います。これからも大阪経済大学の看板イベントとして卒業生も含め、縦横の学生間が絶える事なく繋がっていくことを卒業生として、見守り続けたいと思います。

○経済学部4年生の村澤 宥哉君のコメント
 2年目を迎えた新入生交流会は、新入生や在学生共に有意義な時間を過ごせたと思います。私にとって1番の驚きは、去年まで高校生側で参加していた1回生が、サポーター側の立場で高校生に大学生活の様々な情報を伝えたり、高校生同士が友達作りができる環境を作るためにプログラムに取り組んでいました。また、61名のサポーターがいたおかげで、お互いが助け合い「つながる力」を発揮できたと感じます。
 プログラムを終えると高校生同士が積極的に会話をしたり、連絡先を交換するなどの光景を見ていると新入生交流会をして成功したと感じます。今回のスクーリングで出会えた人とつながりを持ち、大経大に来て良かったと思える大学生活を送ってほしいです。