学長・野風草だより

No.777

No.777 2017年3月21日(火)

就活生への多彩なサポート

 いよいよ就職活動が本格化してきました。本学では、進路支援センターが学生たちへ多彩なサポートをしています。2月4日、卒業したOB・OGさんに大学にきてもらい、就活生たちと懇談しアドバイスをしていただきました(野風草だよりNo.517)。この日は、OB・OGが39名、就活生が67名の参加でした。グループに別れてあれやこれやと相談して、20分ほどたつと、また別のところへと動き、いろいろな業種の人と語り合えるように工夫されています。OBの方に話を聞くと、こんなことを言っていました。
 「私が学生時代の時には、このような座談会と云うものがなかったので、これを機に、当時のことをふりかえることとなりました。当時、私の就活が始まる時と云うのは、リーマンショック後で、就職できるかわからないような時代でした。今でも覚えていますが、その時は不安しかありませんでした。しかし、ゼミの先生や就職課の先生、大学で得た仲間のおかげで、段々とESが受かり、面接も受かるようになると最後には内定を貰う事ができました。今の就活生へのアドバイスをするとすれば、「必ず諦めないこと」です。諦めなければ結果はついて来ます。また、就活がゴールではなく、スタートだと云うことを忘れないようにして下さい。今しかできない就活をあの手この手で突破し、楽しみながら精一杯頑張って下さい。」
 やはり社会人としての経験をしていくと、話すことにも説得力がありますね。グループでの懇談を終えたのち、会場を移して軽食とジュースやお茶を飲みながら親しく懇談を行いました。私からも挨拶をしましたが、たまたま本学卒業生のジャパネットたかたの髙田明さんの自伝『伝えることから始めよう』(2017 東洋経済新報社)を読んでいましたので(野風草だよりNo.766)、是非とも読むように勧めました。大学時代に感動した本としてこれをあげ、何で?と聞かれたら大経大の卒業生ですので、と答えたらプラスの好印象をもらえると強調しました。

 OBで私の第22期(2010年度)のゼミ卒業生が何人か来てくれていましたので、懇親会で近況などを聞くことが出来ました。同じ職場で粘っていたり、転職したり、公務員試験で何年も頑張っていたりと様々ですが、こうして卒業してからもご縁が続くのはうれしい限りです。

○早川雄三さんのコメント
 今回の座談会に参加させて頂き、改めて人にアドバイスする難しさを感じました。私も会社で後輩に指示、指導を行ったりしていますが、学生目線でのアドバイスは経験が無かったため、凄く良い経験だと思いました。私も7年前に就活を経験しましたが、その時はリーマンショック後ということもあり、氷河期でした。何社受けても落ちてばかりで、説明会をリクナビやマイナビで予約するにも即満席になってしまう程でありました。そういう時代だったからこそ、精神的に強くなったのではないかと思います。(笑)
 今の就活生にアドバイスではありますが、現在就活市場は売り手市場です。しかし、いくら売り手市場であっても、適当に就活をしないで下さい。自分がしたい・やりたいことを就活で見つけて下さい。そして、将来こういうことがしたいというビジョンを持って就活をして下さい。色々な会社を見れるのは今だけです。辛いこと悲しこともあるかもしれませんが、頑張って下さい。社会人になったら学生以上に大変ですよ~(笑)

○竹内賢太郎さんのコメント
 まず初めに私の経歴としまして、大阪経済大学卒業後に他県で就職していましたが、すぐに公務員として行政の仕事に携わりたいと考え、地元に戻り、公務員試験の勉強を始めました。しかし、元々勉強は得意な方ではなく、筆記試験の幅広い科目数には苦労しました。そこから、ある程度筆記試験に通るようになり、面接試験でも結果が出るまでには数年間掛かり、ようやく昨年末に地元の市役所に合格することができました。
   この私の経験を通して就活生の皆さんへのアドバイスとしまして、面接では「いかに自分を出すか」が重要だと考えます。質問の答え方は、ある程度までいくとそう変わらないので、あとはリラックスして、いつもの自分をより引き出せるかだと思います。例えば、私の場合は表情が強張る癖があり、友人に何度か動画撮影をしてもらい克服しました。面接練習をする上でもこの点を意識してやると良くなっていくのが実感できます。本番でも落ち着いて、普段の自分で会話のキャッチボールをすることを心掛けて下さい。就職活動は長引くと、時には焦ることもあると思います。しかし、皆さんの周りには手助けをしてくれる人達が必ずいるので、困難な時、まずは話を聞いてもらいましょう。皆さん1人1人の就活が良いものになることを祈っています。

 就活塾である大樟塾は、2012年以来ずっと本学の就活に勇気と励ましを与え続けてくれています(野風草だよりNo.270411540665)。お世話いただいている皆さまに、改めて感謝申し上げます。今年度も昨年の12月10日、近江舞子へ激励に行ってきました。大樟塾の「ディカバリー」と「エンデバー」の2つのチームが合同で、2月25日に本学で「業界・職種研究会」を行っていましたので、顔を出しました。講師の先生の指導で、グループに分かれて、業界を研究して、みんなの前で堂々と発表をしていました。私のゼミ生がいますし、クラブや学内行事で知り合った学生もたくさんいますので、何か私の教え子といった気持ちになります。全員が無事に就職できることを祈らずにはいられませんでした。みんな、頑張れ!!!!
 研究会が終わってから、軽食とジュースなどでの懇親会が行われました。3月1日から就職活動が解禁されますので、私は挨拶のあと、乾杯する前に出陣式のつもりで気合を入れることにしました。「就活、頑張るぞーーー、内定、ゲットするぞーーー、全員、ファミリーだぞーーー」

 本学の卒業生で社長や幹部をされている方々の集まりに春秋会があります。3月8日には、そうした会社の人事の方々にお集まりいただき、企業説明会を行いました(野風草だよりNo.454577)。参加企業は、愛眼(株)、アマノ(株)、いちよし証券(株)、ウエルシアホールディングス(株)、(株)エーアイテイー、(株)エコーインターナショナル、大阪シティ信用金庫、(株)カナデン、(株)兼廣、(株)関西ケーズデンキ、(株)京都西川、近畿産業リース(株)、クラギ(株)、(株)スーパーホテル、ダイハツディーゼル(株)、大和リース(株)、高島(株)、(株)タカショー、(株)タナックス、(株)徳島銀行、ニッケ商事(株)、(株)日興商会、日本ジッコウ(株)、(株)ハブ、(株)阪急阪神ホテルズ、フジワラ産業(株)、ホーチキ(株)、(株)ホンダ北大阪、(株)マルアイ、萬世電機(株)、ヤマサ蒲鉾(株)、(株)ユニバーサル園芸社の32社でした。ありがとうございました。参加学生は、延べ1,451名にのぼりました。やはり親近感があるのか、学生たちも少しリラックスした感じと、何とかゲットしたいという意欲が感じられました。
 
 当日のパンフに、私は次のような挨拶を寄せました。「大経大プライド・プロ・ファミリー」 
 時代は大きく変わりつつあります。世界史の転換期です。日本の役割が注目されています。「和をもって貴しとなす」日本文化が世界で求められています。本学の建学の精神は、「自由と融和」です。黒正巌初代学長は、「道理は天地を貫く」と言われました。日本文化を発信する根拠地の一つが、大阪経済大学です。
 私は学長就任以来6年間、「ゼミ・マナー・就職の大経大」を一貫して目ざしてきました。着実に成果をあげつつあります。さらに発展させるために、「大経大プライド」として、大学に誇りを持てるように努力していきます。そして「大経大プロフェッショナル」を掲げ、さすが大経大といわれる一流のプロを育てていきたいと思います。学生たちを支えていくのが、教職員、9万人を超える卒業生、地域・企業などからなる「大経大ファミリー」です。大樟春秋会は、本学の卒業生が社長・経営者として活躍されている企業の集まりです。皆さんをバックアップしてくれます。

 3月21日には、池田泉州銀行のお世話で、東淀川区をはじめとして地元企業の企業説明会が開かれました。30社の参加があり、延べ210名の学生が熱心に説明を聞いていました。
 終了後、情報交換会ということで、企業の皆さまに本学の概要を説明した後、本日学生たちと接して、また実際に会社で働いているOB・OGの感想などをお聞きしました。皆さん口をそろえて、まじめで堅実という印象を言われていました。ただし、積極的に質問する姿勢が弱い、新たな仕事を見つけ出すスタンスが弱いなど、率直な指摘もいただきました。この間のキャリア教育の成果により、それなりの水準まで達してきましたが、ここからさらにもう一ランクアップが必要なのでしょう。まじめ、堅実に加えて、各人の個性、「地」をプラスしていくことが求められているのでしょう。
 進路支援センターの皆さま、そしてサポートしていただいている学外の大経大ファミリーの皆さまに、改めて感謝申し上げます。さらなる飛躍を実現するために、今後ともよろしくお願いいたします。