学長・野風草だより

No.779

No.779 2017年3月21日(火)

うち靡く春来るらし。退職者を送る会

 春が来て、何となく浮き立ちます。でも別れの季節でもあります。
 我が家の庭の春を感じ取った花芽、新芽を紹介しましたが(野風草だよりNo.775)、今回は冬には枯れていたのが、地中で春を感じて芽を出してきた植物さんを紹介します。50音順に、伊予紫陽花、貴船菊、紫蘭、毒矯み(どくだみ)、半夏生、福寿草、杜鵑草(ほととぎす)、雪の下の8種です。すぐわかるのもありますが、幼芽だけでは難しいでしょうね。全部わかった方は、相当の植物通ですね。みんな春から秋にかけて咲いてくれますが、どれもけな気でひっそりと咲いて風情があり、好きな花たちです。庭のあちこち、片隅に植えています。今年もありがとうね、よろしくね、と毎朝声を掛けています。

 退職者を送る会が行われました。教職員合わせて21名が退職されますが、専任教員11名、任期付き教員1名、特任教員1名、専任事務職員2名、事務嘱託職員4名、準職員2名でした。D館8階の記念ホールでの送る会には9名の方が出席されました。一人ひとりの略歴が紹介され、お別れの言葉を話されました。各人各様に思い出を語られ、フムフムと聞き入ってしまいした。その後、美味しい食事やビールなどで和やかに懇談しました。こうして教職員が一緒になって交流できるのは、いいですね。私は一人ひとりにお礼の挨拶をして回りました。こうした皆さまのご努力のおかげで、現在の大経大があるんだなと痛感し、感謝の念でいっぱいでした。今後ともお体に留意されて、第二の人生を、新しい職場で活躍されることをお祈りいたします。
 ある先生の思い出話は、心に沁みました。教え子たちの中には経済的にしんどい学生もいました。アルバイトをして自分で払っていた学費が、不況のためクビになり払えなくなって学費除籍に一旦なった学生。お母さんが懸命に働いて学費を払っていた学生。私たち教職員の生活は、こうした学生たちの授業料、お父さんやお母さんなどの汗水流して働いたお金で成り立っていることを決して忘れないようにしてほしいと、締めくくられました。本当にその通りです。「おかげさま」です。