学長・野風草だより

No.784

No.784 2017年4月7日(金)

「学生つながるプロジェクト」をすすめよう!

 2017年度の大学運営基本方針説明会が、D10教室で開かれました。教職員140名ほどの参加がありました。理事長から法人の基本方針の説明があり、私からは、教学の基本方針をパワーポイントを使いながら説明いたしました。
 最初に本学の建学理念である「自由と融和」をどのように21世紀的に発展させるのかなどをお話しし、2007年に定めたミッションステートメントの多彩な職業人養成、ブランディング戦略の基本コンセプトである「つながる力。No.1」を確認しました。
 続いて、この間の入試志願者数が5年連続で増加して2万人を越え20,153名になったこと、これは1992年度の19,942名を抜いて過去最高となったことを強調しました。また、卒業率もまた86.1%と、1994年度の85.4%を越えて過去最高を記録しました。4年間で卒業するストレート卒業率は、記録を取り出した2008年度の72.7%から毎年上昇し、2016年度は90.1%と9割を越えることが出来ました。4人に1人が留年する状態から、10人に1人が留年するところまで改善を図ることが出来たのです。就職希望者に対する就職率Aは、92%となり、2008年のリーマンショック以前の92、93%近くまで回復してきました。
 この間の教職員の皆さまの毎日の努力で、こうしたすばらしい状況が生まれたのだと思います。改めて皆さまに感謝申し上げるとともに、この間の教学の方向性に自信と確信を持っていただきたいと、強調しました。こうした努力は、昨年度の大学基準協会の認証評価においても、「適合」の評価をいただき、本学の長所として4点あげていただきました(野風草だよりNo.782)。

 次に、当面の主要課題として、教育改革、全学的な再編改革、研究活動のさらなる活性化、第5次中期計画から90・100周年に向けての将来ビジョンの策定、PDCAサイクルの・組織体制の整備の5点をあげました。
 そして、教育の質保証として、この間努力してきた「ゼミの大経大・マナーの大経大・就職の大経大」をさらに発展させて、「大経大プライド(満足度No.1)・大経大プロフェッショナル(達成度No.1)・大経大ファミリー(つながる力。No.1)」の実現をめざしましょうと訴えました。
 具体的には、都市型の中規模大学としてのオリジナルな「大経大スタイル」の確立が重要であるとお話ししました。それは、トップの勝手な思い付きや文部科学省の指示でもなく、他大学の物まねであってはいけません。私はこの間、「そっと手を添え、じっと待つ」を強調し、「おかげさま」「おたがいさま」の日本文化の大切さを述べてきました。本学の教育の根本の哲学として、初代学長の黒正巌博士の「道理は天地を貫く」精神が大切であると、繰り返し述べてきました。
 先ほどの数値に見られるようにこの間の学生たちの努力の積み重ね、教職員の温かいサポートによって、すでに芽生えているのです。それに水をやって、大きく伸ばし花開かせましょう。学生たちが、大学の主人公として活躍する場面が、どんどん増えてきています。私はそれらをまとめて、「大経大 学生つながるプロジェクト」と名付けようと思います。「つながる力。No.1」を産み出す5つのプロジェクトにまとめてみました。

 「大学プロジェクト」:大学のさまざま行事や企画に学生たちが積極的に参加してくれています。入学前交流会(野風草だよりNo.776など)、新入生キャンプ(野風草だよりNo.588など)、オープンキャンパス(野風草だよりNo.727など)、教育懇談会(野風草だよりNo.698など)、産業セミナー(野風草だよりNo.768など)、広報隊(野風草だよりNo.698)、ビブリオバトル(野風草だよりNo.712など)など、実に多彩な活動をしてくれています。
 「教育プロジェクト」:大学の正課である講義やゼミにかかわるものです。ふだんのゼミ活動(野風草だよりNo.761など)、ZEMI-1(野風草だよりNo.759など)、SA・TA(野風草だよりNo.694など)、障がい学生支援、キャリア教育(野風草だよりNo.777など)などがあります。
 「スポーツ・文化プロジェクト」:課外活動であるスポーツや文化活動に関しても、近年すばらしい成果をあげています。クラブ・サークルの活動(野風草だよりNo.769など)、マナーアップキャンペーン(
野風草だよりNo.594など)、スプリングフェスティバル(野風草だよりNo.783など)、学園祭(野風草だよりNo.643など)、まだまだあるでしょう。
 「地域プロジェクト」:学生たちは地域の人たちと多彩な交流をしてくれています。だいけいだい教室(野風草だよりNo.781など)、キッズカレッジ(野風草だよりNo.781など)、きさんじ塾(野風草だよりNo.781など)、ボランティアクラブ・サークル(野風草だよりNo.643680693など)、実にありがたいことです。
 「グローバルプロジェクト」:国際化を推進していくものです。留学生のサポート(野風草だよりNo.615など)、英語カフェ(野風草だよりNo.379など)。このプロジェクトは、これまでちょっと弱いかもしれません。今後強めていくつもりです。
 今後、この「大経大 学生つながるプロジェクト」として、育てていきたいと思います。これこそが、90周年、100周年へとつながる原動力です。学生の皆さん、よろしくね。教職員の皆さま、サポートよろしくお願いいたします。