学長・野風草だより

No.826

No.826 2017年10月9日(月)

新入生特殊講義から生まれた無人島旅行

 春学期の新入生特殊講義で6月に、これまでに何回かお話ししてもらっている佐野光さんに講義をしていただきました(野風草だよりNo.717)。講義の内容は、将来の夢が無い人は、無理に将来の夢を持つ必要はなく、今を懸命に生きることが面白い未来に繋がっていく、というものでした。その中で、佐野さんが新入生に向けて「何か挑戦したいけど、やりたいことが見つからない子がいれば、一緒に新規事業開発をしよう」と企画を持ちかけました。昨年も別の形で新規事業を募りましたが、応募者がありませんでした。今回は、なんと13名の1年生が集まりました。さらに1年生のサポーターとして、私のゼミの4回生の嘉重愛梨さんと大経大OBの広川元志さんが加わってくれました。

 はじめの頃は何をするか一切決まっていなかったそうで、毎週ミーティングをおこなう中で、お祭を開催するとか、飲食店を出店するとか、様々な案が出され一つ一つ検討したそうです。そして最終的に100名で無人島旅行をおこなうことに決定しました。無人島旅行に決まってからは、価格を決めて予算配分を考えたり、広告を作って集客したり、イベントのスケジュールを組んだり、ありとあらゆる業務をこなしました。そしてわずか4ヶ月の間で見事に100名の無人島旅行を事故もトラブルもなく、10月8、9日の1泊2日で、瀬戸内海の香川県の余島で成功させました。参加者は学生が中心ですが、社会人も10名ほどいました。他大学の学生も40名ほど。「本当にこれ、大経大1年生が企画したの!?」と驚いていたそうです。
 立ち上げからイベント遂行までの業務のほとんど全てを1年生が中心にやり切りました。本当にすごい力です。ちょっとしたきっかけで、未発の可能性を現実の行動力に変えていけることを実感しました。このイベントをすすめたのは、青山元春、新家竜也、橋本佳武斗、平井郁大、平山良、福井菜緒、堀場一輝、待鳥直幸、宮内亮、三宅真人、宮本篤弥、森脇光哉の皆さんでした。ご苦労様でした。今後の活躍を期待しています。佐野さん、嘉重さん、広川さん、ありがとう。以下はイベントを企画した1年生のコメントです。

○待鳥直幸君のコメント
 私はこの事業を経て、1から何かを企画し人を集める難しさを学んだのと同時に、自分の考えた企画で人を喜ばせる楽しさ・やりがいを感じることができました。勇気をだして参加して良かったです。この経験・ここでの出会いは一生モノです。ありがとうございました。

○森脇光哉君のコメント
 イベント企画という初めての体験に加えて、僕はリーダーにも選ばれました。リーダーを体験したことがない自分はとても不甲斐なく、仲間に何度も助けられました。そのおかげで、仲間の大切さを実感しました。今回の経験は課題も自信も見つけることができ、とても貴重な経験となりました。

○橋本佳武斗君のコメント
 ほとんどのことが初めだったこの旅行企画で、私は成功した達成感以上に色々な経験が出来ました。特に難しかったのは期限までにアイデアを考えることや集客をすることでした。また企画することがあればこの経験を活かしたいと思います。