学長・野風草だより

No.830

No.830 2017年11月9日(木)

ご縁の不思議、深まる国際交流

 10月19日、アメリカ西海岸のU.C.デービス校のCALUM MACKECHNIEさんと、曽我部知子さんのご紹介でお会いしました。ニュージーランドのワイカト大学へは2014年(野風草だよりNo.444)、カナダのヨーク大学へは2015年に表敬訪問しましたが(野風草だよりNo.689)、いずれも曽我部さんのお世話でした。アメリカ中部のメンフィス大学とは長年交流しており、2013年には表敬訪問しましたが(野風草だよりNo.409)、残念ながら途絶えることになりました。曽我部さんから新たにU.C.デービス校をご紹介いただき、今回の相談となりました。今後、交渉を続けて実現したいと思います。
 実は、私はU.C.デービス校を訪ねたことがあるのです。1998年のことです。本学の宋仁守先生が翌年にデービスに留学するので、下見でついていき、大学の施設などを見学しました。私はネーティブアメリカンを研究していた、Isao Fujimoto教授と話しました。日系ハワイ人で、片言の日本語でも会話しました。その後数年は交流が続き、日本に来た時は数回お会いしました。何と、Fujimoto教授は今もいらっしゃるとのことでした。驚きです。宿泊は、大学の留学生寮でした。その頃はカリフォルニアの日本人農業者を研究しようかとも思っていましたので、有名な田牧ファームや、その他農場を数か所調査しました。カラムさんに美味しい日本料理が食べれますかとリクエストしますと、「三国」という店がありますとのこと。びっくりですが、何と何と「三国」にも行っていました!(^^)!
 20年ぶりに訪問できてご縁が復活し、Fujimoto教授と再会し、「三国」へ行ければサイコーです

 11月9日、韓国大学法人協議会から14大学、19名が本学を訪問されました。李大淳会長から感謝のご挨拶をいただいた後、閻立国際交流委員長が歓迎のスピーチを行いました。私からは本学の現状と今後の大学改革の方向について通訳入りで30分ほどお話ししました。また横山財務部長からは、本学の財政状況を説明しました。7月末に東京の私立大学協会をお訪ねした時に、関西で私立大学を訪問したいとの相手側の意向があり、是非お願いしますと依頼されていたものです。何事もご縁ですので、喜んでお引き受けいたしました。
 本学の交流先である漢陽学園・漢陽大学校の理事長も来られていて、親しくお話しすることもできました。ちょうどその日の夕方に本学の中小企業・経営研究所と漢陽大学校の経済研究所の共同研究セミナーのレセプションが開かれることになっていましたので、お話しすると、大変喜ばれていました。
 私は済州大学校の高光敏先生と、1997年から2002年まで6年間にわたり韓国全土を十数回農村調査をし、『写真でみる朝鮮半島の農法と農民』(2002 未來社)をまとめました。ハングル版も出版しました。訪問団の皆さんに何冊かプレゼントしました。ここでもまた、昔のご縁によって、新たなご縁を結ぶことができ、感謝です。

 11月1日には、「一般財団法人日本ウズベキスタン・シルクロード財団」のバヒリディノフ・マンスール代表理事と懇談しました。財団は、文化、芸術、学術、教育、科学技術及び観光の振興並びに国際交流及び経済対話の促進に関する事業を行い、ウズベキスタン共和国及び日本その他諸外国における文化、芸術、学術、教育、科学技術及び観光の振興並びに国際交流及び経済対話を促進し、ウズベキスタン共和国と日本の協力関係の強化及び発展に寄与することを目的としています。今後中央アジアのウズベキスタンとどのような交流が出来るのか相談しました。私のゼミ生たちとも交流していただきました。
 なぜウズベキスタンかと思われるかもしれません。実は昨年8月に北海道の東川町を訪ねた時、東川町が受け入れているウズベキスタンの留学生さんたちと交流していたのです(野風草だよりNo.748)。右の写真はその時の短期研修会の閉講式の様子です。何事もご縁です。ご縁がつながりつながり、国際交流まで広がっていきます。一期一会のご縁を今後とも大切にしていきたいと思います。本学の国際交流に携わる皆さま、サポートして下さっている皆さま方に、改めて感謝申し上げます。