学長・野風草だより

No.843

No.843 2017年12月22日(金)

大阪音大・大阪芸大・小曽根真とNNH

 大阪音楽大学の第60回定期演奏会にザ・シンフォニーホールへ参りました。若々しい演奏を聞くのは楽しいものです(野風草だよりNo.340642)。以下は素人の感想です。ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番は、急にピアニストが田村響さんに交代しましたが、大変上手なテクニシャンでした。ただし、ピアノと管弦楽の絡み合いがいまいちだと感じました。
 サン・サーンスの交響曲第3番「オルガン付き」は、山下一史さんの指揮でしたが、学生たちの力をひき出して一体感のある演奏となっていました。楽しそうに指揮している姿が良かったです。富田一樹さんのオルガンの低音、強奏は効果的でした。管楽器部門よりも弦楽器部門のほうが、こちらまで響いてきました。打楽器のティンパニーも熱演でしたね。
 中村孝義理事長、武藤好男学長に感謝いたします。

 大阪芸術大学の特別演奏会は、フェスティバルホールでした。大阪芸大の演奏会は初めてです。大友直人さん指揮によるベートーヴェンの交響曲第9番「合唱付き」です。第4楽章でソリスト、学生たちの歌声が響きだすと、管弦楽団の演奏が急に活き活きしだしたように感じました。160名近くの混声合唱は迫力がありました。フルート、クラリネットがキレがあって素敵な音色でした。急に年末気分となりました。
 塚本邦彦理事長・学長・学院長に感謝いたします。

 兵庫県立芸術文化センターでのクリスマス・ジャズ・フェステイィバルは、毎年多彩なゲストを迎えて開かれています。昨年は、アロージャズオーケストラを聞きました(野風草だよりNo.771)。今年は、小曽根真とNo Name Horsesのビッグバンドにチャレンジしました。小曽根のピアノが走る、走る、この疾走感。トランペット4本、トロンボーン3本、サックス5本、響く、響く、煌めいています。そしてベースとドラムスが刻む、刻む、腹の底まで響きわたる。個々のミュージシャンの力量がいかんなく発揮され、キレまくる、そしてハモる。感動しました。
 第1部ではピアノソロ、2本のトロンボーン、メンバーによるクインテット演奏、サンバNo Siestaと多彩な音楽を聞かせてくれました。第2部でのピアノソロMirror Circle 、続いたビッグバンドでの3曲、これがジャズか?ロック?クラシック?、そうした音楽領域のボーダーを超えた演奏だった。正直驚いた。いいね。ミュージシャンみんなが音楽を楽しんでいるのが、客席まで伝わってきます。
 サプライズで今年のジャズ大賞に選ばれたことが知らされる。会場はさらにヒートアップ。アンコールは、会場みんなでSilent Nightの大合唱で終わりました。にくいね。もちろん、記念にCD買いましたよ!!!