学長・野風草だより

No.135

No.135  2011年11月16日(水)

「就職の大経大」をめざす産業セミナー

就職難の中、今年も産業セミナーが開かれました。阪急インターナショナルホテルに、285社、379名の企業の方々にお集まりいただきました。ありがとうございます。本学でキャリア関連講座の講師をしていただいている神田卓朗氏の「コミュニケーション力とことば―共通語・方言・今どきの日本語―」のご講演がありました。
また、インターンシップ実習を経験した3年生の2人の学生が、体験談を報告しました。インターンシップに参加したきっかけ、実習の具体的な内容、そして実習を通じて得たものを、整理よくはきはきと話していました。こんなしっかりした学生ばかりだったら、就職率100%も夢ではないのになと、思ったりしました。

そのあとの懇親会ではたくさん企業の方と名刺交換しましたが、卒業生もたくさんおられ、心強く思いました。「先生、覚えてますか?」と突然キャリアウーマンに言われて、びっくりしました。もちろん覚えてて、私が学生委員長の時、体育会本部で活躍した5年前に卒業した女子学生でした。上司と一緒で、頑張ってくれてますと言っていただき、うれしい限りでした。
万端のお世話いただいた進路支援部の皆さま、ご苦労様でした。サポートしてくれた学生スタッフ、会場の写真を撮ってくれた写真部、演奏してくれたマンドリンクラブの皆さん、ありがとう。以下は、当日に私が挨拶した内容です。

本日はお忙しい中、かくもたくさんの企業の方々にお集まりいただき、ありがとうございます。インターンシップでお世話になったり、学生たちにとって厳しい就職状況が続く中でも採用していただいている企業の皆さまに、心より御礼申し上げます。
本学は、来年創立80周年を迎えます。Jump Up!(飛翔)を合言葉に、教学組織・教育内容の充実、教育環境の整備、大経大パワーの発信、「つながる」力の向上の4つの柱で、記念事業に取り組んでいます。
ここでは特に教育内容の充実について、簡単にご紹介したいと思います。現在、「ゼミ・マナー・就職の大経大」の3つに力を入れています。「ゼミの大経大」として、1年生からの一貫した少人数ゼミ教育で、学生たちの学力・実力を育てようとしています。ゼミ教育の集約点である“ZEMI-1グランプリ”は、2年目となりました。

「マナーの大経大」として、一人前の社会人に必要な基礎的なマナーを身に付けさす努力をしています。最後に「就職の大経大」として、この就職氷河期にあっても、希望する仕事に就けるように1年生からのキャリアサポートシステムで支援しています。シニア・アドザイザー制度、就職活動での不安に対する心理カウンセラーの配置など、きめ細かい支援を行ってきました。
めざすべき学生像として、私は「堅実で清新な学生」を掲げています。具体的には、公務員や教職、民間などへの就職、クラブ・サークル活動などに対して、最後まであきらめずに努力する「しっかりもん」の学生。東日本大震災へのボランティア活動や、学内をきれいにするマナーアップ活動などに自発的に参加する、他人を気遣いできる「あったかもん」の学生。そして海外実習・語学研修に飛び込んだり、起業をめざすなど気骨をもった「やんちゃもん」の学生です。

100周年(2032)には、経済・経営系の大学としてNo.1を目指したいと思います。そのためにもイマ・ココで、学生目線に立ったきめ細かい教育を実現し、自分たちが学ぶ大学に誇りと自負を持った学生を育てていかなければなりません。“大経大PRIDE”です。
2018年度からの18歳人口の減少、関西の私学間競争の激化という社会的状況の変化の中で、大経大として今後さらに就職・キャリア教育の充実をはかりたいと思います。かつては「就職の大経大」と評判でしたが、この間就職率は徐々に悪化しており、早急に対策を立てなければなりません。キャリア専門の教員のもとで特別チームを作り、全学的なテコ入れをはかるつもりです。企業の皆さまには、今後ともよろしくご支援をお願いいたします。