学長・野風草だより

No.145

No.145  2010年10月1日(土)

東日本大震災の被災地を励ますメッセージと色紙

東日本大震災・フクシマから半年以上がたちました。一日も早い復興をお祈りいたします。池澤夏樹の『春を恨んだりはしない』( 中央公論新社)、 内山節『文明の災禍』(新潮新書)、山本義隆『福島の原発事故をめぐって』 (みすず書房)などを読みながら考えたり、5月と8月にいった被災地の姿を思い出しながら、これから何が出来るのかと考えています。

『週刊東洋経済』2011年7月9日号に次のようなメッセージを寄せました。

大経大PRIDEの根っこは「道理は天地を貫く」

東日本大震災で被災された皆様に、お悔やみとお見舞いを申し上げます。1日も早い復興をお祈りいたします。
学生たちは、街頭募金、チャリティなど、いち早く自発的に支援活動に立ち上がり ました。「あったかもん」の学生たちは、継続的に街頭募金を訴えてきました。
原発事故で現地での受け入れ体制が不安な中、4月上旬にトラックで福島県い わき市へ支援物資を届けた、勇気ある「やんちゃもん」の学生もいます。NGO団体などと協力して、宮城県へ瓦礫撤去や炊き出しなどの支援活動に赴いた、学生や教職員がいます。
5月に入り宮城県からの要請で、クラブなどが中心となりジャージを届けました。5月末には、これらの活動の報告会を開き、今後の継続的な支援活動を相談した「しっかりもん」の学生たちがいます。
こうした支援活動に参加する学生たちの胸に、「大経大PRIDE」が育ってきています。根底にあるのは、初代学長・黒正巌博士が言った「道理は天地を貫く」の精神。無理が通るように見えても、結局は道理が天地を貫いているのだ。いかなる困難があろうとも信念を持って生き抜け、というメッセージです。
本学は、日本社会の転換点になるであろう3・11以降の美しい日本、温かい日本の再興を担う人材を育てていきます。

また、へたくそな字ではありますが、色紙に私の気持ちを書いてみました。『蛍雪時代』9月号に全国の学長559名が寄せています。

苦難と向き合う、高校生のキミへ 全国大学学長からの直筆メッセージ