学長・野風草だより

No.199

No.199 2012年4月2日(月)

FDで新任の先生方の教育力を高める

3月31日には、全学FD委員会の主催で、新任者研修会が開かれました。私からは、 「本学の歴史と教育課題」をお話しさせていただきました。3月6日に人事課主催で新任教職員に向けて本学の歴史については話していましたので(野風草だより No.187)、今回はとくに教学の歴史的推移と他大学との比較の資料を使いながら、教育課題に重点を置いてお話ししました。そのあと、学部長より各学部の教育方針と現状、課題が、進路支援部長より本学の就職状況と課題が話されました。午後からは、F館でIT環境とその使い方を実習しました。一日、ご苦労様でした。

4月2日は、古宮昇全学FD委員長による「学生の関心をつかみ、学びを高める授業」の研修が行われました。古宮先生によれば、良い授業のためには4つの基本原則があり、「重要なことは、教えることではなく、学び」、「能動的にかかわる授業」、 「教育は人間関係」、「学生は表現したい・分かってほしいという根源的な欲求を持っている」だそうです。まったくその通りですね。グループに分かれて、授業計画、シラバスの作り方などを学んでいました。新任の先生方、本学の教育発展のためによろしくお願いいたします。今後とも本学の教育力を高めるために、全学的にFD活動をどんどんやっていきたいと思います。以下は、古宮先生の感想です。ありがとうございました。

古宮昇 大阪経済大学人間科学部教授(心理学)

私は今回で3度目の、FD研修「学生の学びを促す授業法」をさせていただきました。私がその研修をしたい理由は3つあります。① 本学の教育の質を高めることによって、学生たちがより意味のある充実した幸せな人生を歩めるお手伝いをしたいから。② 良い授業をすることによって、先生がたにとって仕事が充実して楽しいものになってもらえるとうれしいから。③ 本学に、「良い教育をしようと努力するのが当たり前」という風土を作る一助になりたいから。

良い授業をするためにもっとも役立つのは、自分がよい授業を受けることだと思います。ですから、このFD研修自体が参加された先生がたにとって良い授業になるよう、私なりに努力しました。参加された先生がたは、全員が、とても前向きに熱心にオープンに取り組んでくださり、笑顔の多い研修になりました。
おかげさまで、私にとって意味のある良い研修になりました。本当にありがたいことです。