学長・野風草だより

No.206

No.206 2012年4月26日(木)

留学生たちを歓迎するビッグ・サプライズの音楽

新学期を迎えて、中国、韓国、台湾、アメリカからと、36名の留学生たちがやってきました。国際交流会館でのサポーターの学生や担当の方々のご支援をいただきながら、これからの大経大での学生生活が充実したものなることを願ってやみません。交換留学生たちが挨拶のために、昼休みに理事長と私を訪ねてきてくれました。大学の印象やこれからの抱負などを、見事な日本語、たどたどしい日本語でそれぞれが語ってくれました。私からは、「道理貫天地」の扇子(野風草だよりNo.62)をプレゼントしました。

夕方からは、慣例の歓迎パーティーがE館7階で開かれました。在学してる留学生たち、サポーターの日本人学生たち混じって、楽しく懇談しました。この日のビッグ・サプライズは、フランス語担当の鈴木隆芳先生による演奏でした。自作の2曲を含めてパソコン、DJ機器、および電子楽器を用いて演奏されました。曲名は、1曲目がIntroduction IIで、イメージとしてはドビュッシー風の和音を意識して作られたイントロ曲だそうです。2曲目が、エチュードK (remix)で、以前自作したピアノ曲をクラブ風アレンジされたものです。参加者一同、このサプライズに、驚くばかりで聞き入っていました。以下は、鈴木先生からのメッセージです。鈴木先生、すばらしい演奏、ありがとうございました。

こんにちは。鈴木隆芳です。4月26日のパーティーでDJ&演奏をさせてもらいました。私は音楽が好きで、とりわけ作編曲に興味があります。今回は自作曲も2曲ほど披露しちゃいました。いかがでしたか?「DJやりたいんですけど?Yeah!」、こんな突拍子もない私からの提案を快諾して下さった主催者のお心の寛さには、敬服いたしております。ありがとうございます。

DJというとチャラチャラしたイメージがありますが(まあ、そういう人もいるでしょうけど)、本当は、平素から様々なジャンルの曲を聴いて予習しつつ、当 日のパーティーの雰囲気や、お客さんの服装や会話などから、どんな曲がふさわしいのかを考えるのだそうです。「今日はこの曲でいこう」という直感的判断 は、音楽的教養をバックグラウンドにしているのですね。こうした姿勢からは、大学に籍を置く私たちも学ぶところがあります。

それぞれの曲の個性を理解し、どんな場面にふさわしいかを知ることが選曲の適切さにつながるのと同じように、学問分野や社会一般においても、探求しつつ俯 瞰することで、知識や経験を客観化・相対化できるならば、私たちが重要な局面において正しい判断を下す可能性はぐっと高くなります。要は、広く学ぶこと (教養)と、深く学ぶこと(専門)のバランス感覚が大事なのですね。大学はそんな勉強ができるところだと、私は思っています。
なぜ、こんなことを申し上げているのか?それは、これが幸せになるための準備だからです(この幸福実現プロセスの説明については機会を改めます)。目指すかたちは人それぞれでしょうが、みなさんの幸せを応援しますよっ!大阪経済大学は。