学長・野風草だより

No.239

No.239 2012年6月30日(土)

元学長の山田達夫先生を偲ぶ会

 私たちが敬愛し親しくさせていただいておりました元学長の山田達夫先生が、4月21日、肺がんのため逝去されました。享年83歳でした。4月23日に、ご家族・ご親戚などで密葬を営まれました。その後、何人かの方々と相談し、ご遺族の方からもご了解をいただき、「山田達夫先生を偲ぶ会」を6月30日に大阪ガーデンパレスで催しました。ご遺族の方にもご臨席いただき、ご縁の深かった大経大の教職員、京大の農林業経済や友人など、合わせて40名ほどの方々にご参集いただき、故人を偲びました。


 多くの方から懐かしい写真を寄せていただき、先生の学生・院生時代から、大経大へ就職してからの歩み、学長としてのお仕事の様子などをパワポでお見せすることが出来ました。ご遺影に白いカーネーションを献花し、それぞれから個人の思い出を話していただきました。先生らしく、越乃寒梅の最上級など銘酒中の銘酒を3本お供えし、ご遺影の前で頂きながら遺徳を偲びました。最後に奥様と娘さんから、感謝のお言葉がありました。

 私にとって山田先生は、京大・農史の大先輩に当たり、大経大への就職にあたっても大変お世話になった、「大恩人」です。院生時代には農史の院生たちとお正月に押しかけて、奥様の手料理で、貧乏院生にはとても手の出ない越乃寒梅などを飲みまくりました。京大の院ゼミでも指導していただき、山田編著『近畿型農業の史的展開』(日本経済評論社 1988)を仲間と出すことが出来ました。就職してからは、やんちゃで未熟だったにもかかわらず、何くれとなくご指導いただき、日本経済史研究所でもお世話になりました。私が学長に就任した時は、心からお喜びいただき、先輩の元学長として種々アドバイスをいただきました。ご縁に感謝するばかりです。何ともいえないジョーク・皮肉を飛ばし、煙草をくゆらせながら、日本酒を飲む上品な姿が忘れられません。

 右の写真は、1985年に私の就職が決まって、お祝いにおいで下さった時のものです。亡くなられた三橋時雄先生、飯沼二郎先生のお姿があり、懐かしい思い出です。院生時代の恩師である三好正喜先生、荒木幹雄先生とは当日、久方ぶりにお会いできうれしかったです。山田先生、ありがとうございました。ご冥福を心からお祈りいたします。合掌。