学長・野風草だより

No.35

No.35 2011年1月20日(木)

難関試験突破の3人が語る合格のコツ

数年ぶりに難関試験を突破した現役学生が出ました。社会保険労務士試験に合格した中村祥士君、公認会計士試験に合格した清原大嗣君、千葉県の中学校(社会科)の採用試験に合格した勝見俊介君。3人、おめでとう!ほんまに良かったね。お祝いを述べるとともに、体験談を聞くために学長室に来ていただきました。

中村君は現在3年生ですが、2年の秋から3年の夏の試験まででずっと平日は3時間、土・日は4~8時間、通算すると650時間は勉強したそうです。一般に合格するには800時間と言われているらしいので、中村君はすごい集中力でやったのでしょうね。
受けようと思ったのは、社会に出たら労働環境や年金のことなど知らないと不安になるし、事務系で就職するにも有利になるのではないかと考えたからとのことでした。資格講座を2年の10月から受けており、分からないことがあると講師の先生に教えてもらったそうです。でも、講座を受けただけで合格することは出来ません。何よりも社会保険労務士の仕事に興味を持つことが大切だと強調していました。大学に対しては、もっと実際に役立つ講義もあったほうがいいのではないかと、言われていました。

清原君の目標は、「世界で活躍する会計士」です。卒業生の森田俊作氏が社長をされている大和リースで働くことになったそうです。これもご縁ですね。是非、目標実現に向けて頑張って下さい。彼は簿記会計研究部に入って、鍛えられたそうです。2年の時にはまだ資格講座が無かったので、専門学校とダブルスクールで勉強し、2年の11月に日商簿記1級に合格しました。
そこから本格的に公認会計士めざして勉強を始め、1日平均8時間、試験直前には12~14時間はしたそうです。これくらいしないと、現役では合格できないんですね。後輩たちに贈る言葉は、次のようです。高い目的意識を持って、日々確かなことを積み重ねていけば、必ず実現できる。それは大学生活の貴重な財産となるはずです。

勝見君は、入学前から教師をめざしており、教師になるという気持ちは誰にも負けないつもりだった。中学校の恩師が、誰にも平等に筋の通ったやり方で接してくれ、夢と希望を与えてくれた。高校の担任の先生がやる気があって、自分にとって憧れであり続けてくれた。そして、クラブの部長が熱い気持ちで指導してくれたかららしいです。合格を報告すると、みんな最初に「すごい!」の一言。幸せだね。
年後、10年後の自分の未来をイメージしながら、周囲の状況に流されないこと。採用試験やから何とかなる、経大やから最初から無理といった気持ちを捨てること。高い志を持って取り組めば、夢は実現できる。彼は、3年生の教職をめざす勉強サークルの指導をしてくれています。ありがとう。

彼ら3人を応援していただいた皆さま、ありがとうございました。この快挙に対し大学として十分なお祝いが出来なかったので、夕方近くのお店で、「カンパーイ」をしました。職員さんもお祝いに駆けつけてくれました。経大には社労士大樟会、税理士大樟会、大樟教育研究会と、先輩たちがつくった同窓会があり、みんなを応援してくれています。それぞれに資格講座もあります。どうせダメだろう、何とかなるだろうの甘い気持ちを捨てて、毎日毎日頑張って、難関試験を突破してみないか!