学長・野風草だより

No.40

No.40 2011年2月10日(木)

野球部員、走る!引ったくり犯を追いかける!お見舞い!

1月15日の夜、野球部員3年生の蒲田真琴君は、トレーニングのため淀川河川敷を走っていた。突然、「かえしてー」の女性の悲鳴。蒲田君は、猛然と引ったくり犯3人組の自転車を追いかけた。残念ながら、猛スピードで逃げる犯人を捕まえることは出来なかった。

蒲田君は、女性のところに戻り大丈夫かと優しく声をかけ、警察の現場での事情聴取、警察署へも付き添った。その後、一緒に試験勉強をしていた3年生の弓削翔平君とも相談し、何とかしてあげたいと、バイトで貯めたお金を出し合い、女性の勤務先を訪ねて、お見舞いの手紙とともに渡した。

女性の勤務先の淀川キリスト教病院の院長先生から、2月4日、私宛にお礼の手紙が来て、初めてこの隠れた善行を知ったのです。以下、そのお礼の手紙の一部です。「昨今、人と人との繋がりがうすれているといわれる世の中ですが、蒲田さんをはじめ貴校野球部の皆さんのような若者がおられる事は、貴校が実践されている教育理念、また、徳永学長の掲げておられます『愛と志のある教育』の成果であろうかと存じます。当院も『全人医療』という理念のもとに地域のみなさまに仕える医療を展開しておりますが、同じ東淀川区の地に貴校のような理念で教育されている大学があること、またその教育を受けた学生の皆さんがおられることは、誠にこころ強いことと存じます。」

蒲田君、弓削君、本当にありがとう。経大生にかかわって暗いニュースもありますが、2人の勇気と優しい気持ちを知って、うれしくなりました。2月10日、主将の小松雅和君、主務の吉田尚司君にも学長室に来てもらい、顕彰しました。今年は関六優勝に向けて、ファイト!(写真の徳永の左が蒲田君、その左が弓削君)