学長・野風草だより

No.92

No.92 2011年5月24日(火)

巨人軍・山本和作選手 誕生秘話

2008年度のプロ野球のドラフトで読売巨人軍の育成枠に指名された山本和作選手が、この度、支配下選手に登録されました。ケガに泣かされましたが、よく頑張りましたね。おめでとう!大経大出身のプロ野球選手は、1991年に横浜に入った有働克也投手以来です。早速、お祝いの電話をして、感想などをお聞きしました。

去年ケガしていたので、今年こそはの気持ちで必死で頑張っていて、ええ感じで今シーズンはいけてました。でも、言われた時は正直びっくりしたそうです。川相監督には目をかけて頂いていたし、コーチ陣もサポートしてくれていて、感謝の気持ちで一杯になったとのことです。一番最初に報告したのは、彼女ではなく(いないと一応言ってました)、お父様だそうです。「ホッとした」というお返事、その気持ちわかりますね。これからは思い切りのいいプレーを心掛けたいと、決意を語ってくれました。

フレッシュ・オールスターに出場しますし、ひょっとして小笠原や阿部の代打で出るかも。その時、テレビのプロップに「大経大出身」と載る、考えただけでもゾクゾクしますね。さて、ここで彼がプロ入りする時、望月学生課長との美しい秘話を紹介します。野球部の同期生でお礼の言葉を書いて望月さんに贈ったユニフォームに、山本選手は「東京ドームで活躍できるように、頑張ります」と書いています。

山本選手が大学の卒業式の時、学生部の窓口に来て、「関西六大学リーグで通算100安打を達成した時のバットを望月さんにもらってほしい」と言ったそうです。100安打したのは、関六でこれまでたった8人しかいないので、どれだけすごい記録かわかります。望月さんは、「気持ちはすごくうれしいけど、僕も昔野球をやっていたので、このバットの価値は誰よりもわかるんで、これはもらえないよ」と答えたところ、「僕はまたプロでいろんな記念バットを手に入れるように頑張るんで、これは望月さんがもらって下さい。どうしても望月さんにもらって欲しいんです」と言ったそうです。そこまで言ってくれるのならと、彼の感謝の思いを受け止めて、「わかった。そしたら、君がプロを引退する日まで、大事に預からせてもらうわ」と、そのバットを受け取りました。望月さんは、仕事などで疲れた時、そのバットとユニフォームを眺めて、元気をもらっているそうです。

山本君、活躍を期待しています。プロ初安打、初ホームラン、MVPのバットのどれかを、是非大経大に寄贈してください。