学長・野風草だより

No.94

No.94 2011年5月30日(月)

街頭募金で東北の被災地へ届ける学生たちの想い

3月11日以来、学生たちは5月末まで街頭募金活動を続けてきました。のべ120人にものぼり、募金額は170万円ほどになります。順次、「読売愛と光の事業団」に送っています。こんなにたくさん「あったかもん」の学生たちがいることは、うれしい限りです。
 ここでは、参加した学生たちの感想を紹介します。初めは自主的に仲間を集めて、募金活動の中心的役割を果たしてくれたボランティア経大団体・BKDの杉野隼太君の感想です。

「被災者支援への募金お願いします・・。」私は何度この言葉を言ったでしょうか。そして、「頑張ってね。」と言って募金してくださった方は、何人いたでしょうか。3月から始まった東日本大震災被災者支援への募金活動では、小さな子供からお年寄りの方まで幅広い世代の方々にご協力していただきました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。
私はこの活動を通してヒトとヒトの繋がりや、心の温かさ、日本人の団結力、また他人事のように捉えている心の冷たさなどの思いを身に沁みて感じ、普段できない色々な経験をさせていただいたとともに、沢山の人の心に触れた気がしました。
現在東北では早急な復興が進んではいるが、しかし、被災者の心の傷や深い悲しみは残されたままです。残念ながら私たちはその問題を解決することも手助けすることも出来ません。私たちに出来ることは被災者の方々にとってはほんのわずかなことかもしれませんし、被災者の方はいま目の前が真っ暗な状況なので、私たちの気持ちが届いていないかもしれません。しかし、私たち非被災者みんなが少しずつでいいので助け合いの気持ちを持ち、それを共有し、支援を継続していくことがこれからも大切になります。
私は「シアワセ」とはヒトとヒトが支え合って生まれるものと思っています。私達は当たり前のように家に帰り、家族とご飯を食べ、暖かいお風呂に入り、布団の上で寝ることができています。その『当たり前』が海外や国内で行うことができない人がいるという現状にきちんと目を向け、これからも、支援し続けていきたいと思います。今こそ本当の「支合せ」をみんなで作り上げていくべきではないでしょうか。

次は、ボランティアクラブの天見翼君の感想です。

私たちボランティアクラブは、今回の東日本大震災をうけてまず考えたことは、大阪にいてもできる支援活動でした。最初に考えた支援活動は、募金です。学生部主催の募金活動に参加させていただきました。参加した部員からは、「『がんばってね』と言葉を添えてくださる方もたくさんいて、自分たちの活動を通じて、被災地の方にもその思いが届けばいいと感じました。」や「「はじめの内は、恥ずかしい思いがありました。しかし、『被災地の人達のためになることをしたい』という思いから、自然とそういう思いは消えていきました。活動を通して、東日本の復興を願う気持ちが強くなりました。」などの声が聞かれました。
私たちが普段施設などに行くときに特に注意することがあります。それは、「相手と目線を合わせること」です。案外簡単かもしれないですが、とても難しいことです。そして、子供や車いすの高さの目線に立つと、気づく事がたくさんあります。例えば、駅でも車いすの方々は、まず切符が買えません。被災地への支援も同じことだと思います。まず相手の被災者の目線に立って、支援することが大切だと思います。ボランティアクラブは、これからも自分たちができる支援をしていきたいと思います。